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北アルプスで遭難の74歳男性 1週間ぶりに救助 命を救ったのは「あの」アイテム

2017年8月20日、北アルプスで行方不明となっていた男性が、1週間ぶりに救助された。

救助されたのは、広島市に住む74歳の筒井清之さん。衰弱しているものの、目立ったけがはないようだ。

遭難の経緯

筒井清之さんは、8月10日に、1人で北アルプスに登山に入った。

13日午後4時頃、北アルプスの唐松岳から祖母谷温泉に向かう登山道の南越沢(標高1000メートル)で、筒井さんは足を踏み外し、約10メートル滑落したらしい。

落ちた場所は急な斜面で、登山道に戻るのは難しいと判断した筒井さんは、その場から動かず、救助を待ったという。

捜索開始

登山開始から5日後の14日に下山する予定だったが、予定を過ぎても筒井さんは帰宅してこなかった。そのため、筒井さんの家族は、18日に警察に届け出たようだ。

20日の朝から、山岳警備隊とヘリコプターが出動し、捜索に当たったところ、午前9時頃にヘリがタオルを振っている筒井さんを発見したという。

チョコレートと沢の水で生き延びる

滑落した後、筒井さんは、1週間もの間、沢の水を飲み、持っていたチョコレートを小分けにして食べながら救助を待っていたようだ。



カンタはこう思う

滑落した後、その場で動かなかった筒井さんの判断が功を奏したようだ。体力の消耗を避けることができた。

そして、非常食のチョコレートを携帯していたことも良かった。

しかし、一番の幸運は、沢が近くにあって飲み水が確保できたことだろうか。

人は、食べなくてもしばらくは生存できるが、水が無いとかなり苦しい。遭難したとき、食料よりも飲み水の確保が急務となる。水が無くては、人間は数日しか生存できないとされている。

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参考資料:
・『北アルプスで不明の74歳男性 1週間ぶり救助』、NHKニュース、2017年8月20日、http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170820/k10011105681000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

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