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スマホ運転で母子死傷事故 トラック運転手に禁固2年6か月

2017年2月に埼玉県草加市で起こった、トラックが歩道に突っ込み親子がはねられ、母親が死亡した事故について、7月3日の判決で、さいたま地方裁判所はトラックの運転手、29歳の八下田誠男被告に対して、禁固2年6か月の実刑判決を言い渡した。

事故の経緯

2017年2月、埼玉県草加市で、八下田誠男被告が運転するトラックが別の車と衝突した後、歩道に突っ込んだ。

歩道にトラックが突っ込んだことにより、歩道を歩いていた38歳の女性、荒井美季さんが死亡。また、一緒にいた2歳の次男、そして別の車に乗っていた2人の合わせて2人がけがを負ったという。

八下田誠男被告

八下田誠男被告は、東京都葛飾区に住む29歳。

今回の事故で、過失運転致死傷などの罪に問われた。

さいたま地方裁判所の栗原正史裁判長は「被告は当時、スマートフォンの画面に気を取られて、20秒もの間、前を見ないまま運転を続けていて、瞬間的な信号の見落としとは一線を画し、悪質だと言わざるをえない」と指摘した。

また、栗原裁判長は、「被害者にとって避けようのない事故で、過失は一方的だ」と述べた。

カンタはこう思う

20秒もの間、スマホに集中して前を見ずに運転して、1人を死亡させ、2歳を含む3人にけがを負わせた事故で、たった禁固2年6か月という判決には、首をかしげざるを得ない。

裁判長は、「瞬間的な信号の見落としとは一線を画し、悪質だと言わざるをえない」と指摘しているが、量刑にその指摘が反映されているとは思えないのだが。

過失運転致死傷罪の場合、7年以下の懲役もしくは禁固などが科される。今回の判決は、下限に近い判決であることが分かる。

示談がある程度進んでいたのだろうか。それとも、何らかの情状酌量の余地があったのだろうか。

参考資料:
・『母子死傷事故 トラック運転手に禁錮2年6か月の実刑判決』、NHKニュース、2017年7月3日、http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170703/k10011039981000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008

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