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タカタの負債総額 1兆超えか 製造業としては戦後最大の倒産

2017年11月6日、経営破綻した自動車部品大手タカタの負債総額が、1兆円を超える規模で確定する見通しとなったことが明らかになった。

国内製造業では、戦後最大規模の倒産となるとのこと。

巨額のリコールで負債が増大

いわゆる「欠陥エアバッグ問題」で経営破綻に追い込まれたタカタは、2017年6月26日に民事再生法の適用を申請した。11月27日までに、再生計画案を東京地裁に提出する予定だという。

3月末時点での負債総額は約3800億円だったものの、これには自動車メーカーが肩代わりしたリコール分の費用は計上されていなかった。リコール額は回収や無償修理を含み、かなり巨額になることが分かっていた。

タカタは、メーカーが請求したリコール費用などを精査し、その一部を上乗せした合計1兆500億円を負債として東京地裁に届け出たという。

また、中国の「寧波均勝電子」傘下の米自動車部品メーカー、キー・セイフティー・システムズにほぼすべての資産と事業を譲渡する計画で、数週間以内に最終合意する見通しのようだ。

負債総額は国内製造業で戦後最大

負債総額は、これまで2016年11月に倒産したパナソニック子会社のパナソニック プラズマディスプレイの約5000億円だったが、これを大幅に上回り、戦後最大規模になるようだ。

カンタはこう思う

負債総額については、民事再生手続きの中で確定していく、とされていたが、当初から1兆円を超えることは予想されていた。

1兆500億円は、一部報道で推定されていた1兆7000億円よりは少ないものの、かなり巨額で、戦後最大となる。

タカタが半世紀をかけてコツコツを作り上げてきた資産は、ほぼ全て中国傘下の米自動車部品メーカーに譲渡されることになる。

参考資料:
木村聡史、『タカタ負債額、1兆500億円規模に 製造業で戦後最大』、朝日新聞デジタル、2017年11月7日、http://www.asahi.com/articles/ASKC63Q17KC6ULFA00G.html

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