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「コデイン」を含んだ咳止め薬などの医薬品 12歳未満への使用禁止へ 呼吸困難の可能性 「コデイン」とは?その成分の見分け方・表示

厚生労働省は、「コデイン」という成分を含んだ咳止めの薬などの医薬品について、12歳未満への使用を2年後の2019年を目途に禁止することを決めた。

12歳未満の子供が「コデイン」を服用すると、ごくまれに呼吸困難などを引き起こすおそれがあるという。

コデインとは

「コデイン」(英語:Codeine)は、メチルモルヒネとも呼ばれ、せき止めや鎮痛などの作用がある。

1832年に、アヘンから単離されたことで発見された。

コデインによる副作用の事例

コデインを摂取していた母親が授乳を行った乳児が死亡した例もある。母親の体内でコデインからモルヒネが生成され、それが授乳により乳児に摂取されたと見られている。

日本国内でも、幼児が風邪薬の摂取したことにより呼吸困難になったケースがある。呼吸を助ける手術により、この幼児には声を出すことができなくなるという後遺症が残った。

コデイン使用の現状と各国の取り組み

現在、コデインを含む市販薬は約600種類あり、医師による処方箋が必要な医療用医薬品は65種類あるようだ。

アメリカでは、2017年4月にコデインが呼吸困難などの副作用を引き起こす恐れがあることから、医師による12歳未満の子供への処方が禁止された。

EUでは、2015年に、医師が処方する薬と市販薬療法について、12歳未満への使用が禁止されている。

コデインの市販薬での表示・確認方法

コデインは、せき止め薬や「総合感冒薬」などと呼ばれる風邪薬にも含まれていることがある。

コデインは、薬品によって「コデインリン酸塩」、「リン酸コデイン」、「ジヒドロコデインリン酸塩」などと表示されていることがあるようだ。

カンタはこう思う

日本人は欧米人に比べて副作用がでる可能性は低いらしいが、やはり小さい子供の使用には気を付けたい。

風邪をひいて咳に苦しんでいる子供を見ると、何とかしてやりたいと思うのが親心ではあると思う。ただ、その症状自体が子供にとって必要なことである可能性もあるので、単に症状を抑えるために安易に薬に頼るのは良くないと思う。

参考資料:
・『「コデイン」含んだ医薬品 12歳未満への使用禁止へ』、NHKニュース、2017年6月23日、http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170623/k10011027441000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_018

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