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秋田県大館市「市立扇田病院」の診療費1億円超を着服 委託先の会社の元従業員

2017年8月1日、秋田県大館市にある「大館市立扇田病院」が記者会見を行い、同病院の会計を委託している会社の元従業員の40代の女性が診療費を着服していたことを明らかにした。

着服額は約1億1800万円

この元従業員の女性は、少なくとも9年間にわたって3万227件、合わせて1億1792万円を着服していたという。

元従業員の女性

診療費を着服していたのは、病院が会計業務などを委託している会社の元従業員で、年齢は40代。

2004年から窓口業務をずっと1人で担当していたという。

2017年4月にこの会社を退職していたようだ。

調べに対し「生活費や借金の返済に充てた」と話しているという。

着服の手法

元従業員は、着服が発覚しないように、診療費を抜き取ってから、患者の受診記録などを管理する専用の端末を使って診療代のデータを改ざんしていたという。




カンタはこう思う

着服や横領事件の特徴は、「会計業務を1人で担当していた人」が犯行を行うというもので、今回もこれに該当する。

世間に横領事件は頻発しているのに、未だに会計や経理の仕事を1人で担当させている会社の姿勢に驚く。病院側は委託していた会社に損害賠償を請求しているというが、当然の話だ。

このような杜撰な管理体制を「人手が足りない」という理由で正当化することはできないだろう。むしろ、会計業務などを1人で担当させた場合は法律違反くらいの姿勢で対応しなければ、今後も似たような問題は無くならないと思う。

日本には「奴隷制度」は存在しないので、たとえ横領を行った人間だとしても強制的に働かせて返済させるということはできない。着服した人間が「お金が無い」と言ってしまえばお金を取り返すことは難しい。

結局のところ横領事件は「やったもん勝ち」となのである。刑事告訴したとしても、数年の服役で終わるだろう。恥も外聞もない人間にとっては、「数年の服役だけで何億も稼げる美味しい方法」なのだ。

つまり、「犯行を行わせない」というシステムが必要なのである。基本的に、人間は性善説で成り立つとは思うが、ある一定数、今回の横領犯のような「自分さえよければ良い」という人間が存在するのもまた事実なのである。

年金詐欺 AIJ事件から始まった資産消失の「真犯人」

参考資料:
・『市立病院で診療費1億円余着服 秋田 大館』、NHKニュース、2017年8月1日、http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170801/k10011083721000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004
・『扇田病院の元職員 1億円あまりを着服』、日テレNEWS24、2017年8月1日、http://www.news24.jp/nnn/news86112195.html

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