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「幽霊ビル」こと「つゆきビル」の解体工事スタート 小田急線伊勢原駅周辺の再開発へ

神奈川県伊勢原市にある「つゆきビル」の解体工事が、2017年7月に始まった。

「つゆきビル」は、「幽霊ビル」とも呼ばれてきた建物で、伊勢原市が約2億5千万円で取得したという。

「つゆきビル」とは

1974年に完成した、鉄筋コンクリート8階建てのビル。小田急線伊勢原駅北口にある。

敷地面積は約353平方メートルだという。

1990年9月、市がビル買収の方針を決定した。

2016年10月、所有権を巡る訴訟で、判決が確定。市がビルを現在土地を所有する都内の法人から、2億5千万円で取得することが決まった。2億5千万円の内訳は、土地代約1億2千万円と、内装撤去費用約1億3千万円であるという。

「つゆきビル」を巡る殺人

1996年8月、当時土地を所有していた組合の代表者の男性が失踪。2016年4月に男性の遺体が市内の山中で発見された。

2017年7月4日、警察は、男性の殺人容疑で、指定暴力団元会長の68歳の男(別の殺人罪で死刑確定)を再逮捕した。

こういった経緯も、「つゆきビル」が「いわく付き」建物である理由のようだ。

カンタはこう思う

駅前の一等地で誰も使っていないビルがやっと取り壊されることになった。

私は、こと土地の所有権に関しては、日本では個人に与えられる権利が大きすぎると感じている。公共性が高い土地の利用については、個人の権利を現在よりも低くすべきだと思う。

特に、最近の空き家問題で直面する様々な問題を鑑みれば、土地に関する個人の権利があまりにも高すぎる気がするのだが。

「幽霊ビル」は「つゆきビル」だけではない

「つゆきビル」は、2012年9月に全てのテナントが撤退したため、無人となった。

「幽霊ビル」と呼ばれるビルは日本各地にあるようだ。

例えば、奈良県橿原市兵部町にも1980年に建てられたビルが「幽霊ビル」と周辺住民から呼ばれている例もある。このビルも、テナントが撤退したまま老朽化が進んだものだ。

なお、このビルは、2017年6月末に解体工事が始まったようだ。

参考資料:
・『“幽霊ビル”取り壊し 駅前再開発へ「一歩」 伊勢原市、2億5000万円で取得』、カナロコ、2017年7月9日、http://www.kanaloco.jp/article/263223
・『築40年弱 老朽化「幽霊ビル」解体へ 奈良・橿原』、毎日新聞、2017年5月4日、https://mainichi.jp/articles/20170504/k00/00e/040/208000c

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