1. TOP
  2. 時事・ニュース
  3. 国際ニュース
  4. イタリアニュース
  5. ロブスターに「不当な苦痛」を与えたレストランオーナーに罰金 イタリア

ロブスターに「不当な苦痛」を与えたレストランオーナーに罰金 イタリア

イタリアで、最高裁判所がロブスターを氷の上で保存することを禁じる判決が出た。ロブスターを氷の上で保存することは、「不当な苦痛(unjustifiable suffering)」をロブスターに与えるという。

動物愛護団体が、イタリアのフィレンツェのレストランでエビなどの甲殻類を生きたまま氷の上で保存することが違法であると訴え、裁判官はその訴えを認めた。レストランのオーナーは、2000ユーロの罰金と3000ユーロの裁判費用を支払うように命じられたという。

判決文によると、「特定の方法で調理することは、その方法が一般的に使われているという理由で合法と判断することができるが、調理前の動物を監禁することによって与えられる苦痛が正当化されるわけではない」としている。

また、裁判所は、ロブスターやその他甲殻類は、一流レストランに限らずスーパーなどにおいても、冷蔵・冷凍保存されず、酸素を与えられた水槽などで室温で保存されていると指摘した。

カンタはこう思う

ついに動物愛護団体のクレームもここまできたか、という印象だ。

まあ、動物愛護団体のクレームは毎度のことなので驚くほどではないが、生きているロブスターを氷の上で保存することが「不当である」と最高裁判所が認めた、というところが大きい。

勘違いしてはならないのが、今回クレームされたのは、調理後のロブスターを氷で保存していることではなく、生きているロブスターを氷で保存しているというところだ。そう考えると、動物愛護団体の言わんとしていることも分からないではない。

そのうち、日本の「活き造り」も標的にされるのではないかな。はっきりいって、「活き造り」は、生きているロブスターを氷の上で保存するよりも、残酷に見える。もしかしたら、すでに訴えられているかもしれない。

そのうち、子供による虫取りも違法となる時代が来るのかもしれないね。

アマゾンで、活きロブスターが売っているのを発見して驚いた。ロブスターが活きたまま届くのだそうだ。結構評判が良さそうである。こういうのも、そのうち食べられなくなるかもしれない。


特大活ロブスター(オマール海老[エビ])アメリカ東海岸産 450g 2尾

参考資料:
・Reuters, Italian court rules lobsters must not catch cold before cooking, June 16, 2017, http://www.telegraph.co.uk/news/2017/06/16/italian-court-rules-lobsters-must-not-catch-cold-cooking/

カテゴリ: イタリアニュース

当サイトの公式ツイッターアカウントをフォローして、最新記事を受け取ろう!