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プチデモン前州首相らの身柄を拘束 ベルギー司法当局が発表 カタルーニャ州の独立を主導

2017年11月5日、カタルーニャ州の前州首相であるプチデモン(Puigdemont)氏と4人の前大臣らがベルギー・ブリュッセルにある警察署へ出頭した。

プチデモン氏らには、スペインの中央政府から国際指名手配されており、「欧州逮捕状」も発行されていた。

今回、プチデモン氏らが滞在しているベルギーの司法当局は、「欧州逮捕状」の発行(つまり、スペイン中央政府の要請)を受け、同氏らの身柄を拘束した形になる。

ベルギーの司法当局は、身柄の拘束から24時間以内に同氏らを尋問するなどにより、今後の対応について決定しなければならない。

なお、仮にプチデモン氏らが逮捕されたとしても、スペイン本国への身柄の引き渡しには60日以上かかる可能性もあるようだ。また、正式に逮捕すると決定したとしても、条件次第で釈放される可能性も残されている。



カンタはこう思う

カタルーニャ州の独立問題は、ついにEUをも巻き込む形となってきた。

国としての政治体制を維持したいスペイン中央政府がカタルーニャ州の独立を認めないのは当然であるが、かなり強硬な手段に、しかも迅速に出てきたことに驚く。

カタルーニャの人々の「人権」ということに注目すれば、スペイン政府が、政府の意に沿わない前州首相らの権限を奪い反逆者に仕立て上げたのは、かなり過激に映る。

ただ、憲法上は中央政府から自治権を与えられているだけに過ぎない「自治州」が、住民投票を基に簡単に独立してしまうことは好ましいことではないだろう。スペイン中央政府は、カタルーニャ州の自治権を停止し、同州の直接統治に乗り出している。

今後、この問題がどのように帰結に向かうのか、注目である。

カタルーニャを知る事典


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