2018年8月26日、長野県松本市で行われた自転車レースで、大会の参加者など61人が蜂に刺された。
いずれも症状は軽く、レースは続行されたようだ。
61人が相次いで被害に
26日午前8時前に悲劇は起こった。
長野県松本市の乗鞍高原(のりくらこうげん)で開催された自転車レース「マウンテンサイクリングin乗鞍」の関係者61人が、次々と蜂に刺されたのだ。
幸い、いずれも症状は軽かったため、救急隊員らが手当てしたあと、大半はそのままレースを続行したようだ。
ガードレールにハチの巣が
その後、蜂の巣が発見されたが、なんとスタートから約4キロ離れた場所にあるガードレールの支柱に穴が開いていて、その支柱の中に蜂の巣があったという。
蜂の巣は、キイロスズメバチのものと見られている。
カンタはこう思う
まさか、競技者もハチに襲われるとは予想していなかっただろう。気の毒である。
しかも、蜂の巣はスタートから離れたガードレールの支柱の中にあったということで、予期できるものでもなかった。
蜂からすると、大勢の人間が自転車で巣の方に向かってきたので、巣を襲いに来たと勘違いしたのだろうか。
蜂に刺された人は、いずれも症状は軽かったようだが、蜂に刺された場合、心配なのはアナフィラキシーショックだ。
最初に刺された際の症状が軽くても、2回目以降に刺された場合に強いアレルギー反応が起こり、最悪の場合死に至ることもある。
夏から秋にかけて、スズメバチの活動は活発になる。山へ行く際には注意したい。
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