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群馬県防災ヘリ消息絶つ 9人搭乗の「はるな」 草津白根山付近で

2018年8月10日、群馬県の防災ヘリコプターと連絡が取れなくなった。

この防災ヘリには9人が搭乗していたということで、現在県警などが詳しい状況の確認を進めている。

防災ヘリの消息が途絶える

防災ヘリ「はるな」は、9人を乗せ、長野県と県境にある登山ルートの視察に向かって離陸したが、その後通信が途絶えて連絡が取れなくなったという。

防災ヘリの飛行スケジュール

ヘリコプターは、10日の午前9時15分に前橋市にある群馬ヘリポートを出発した。

午前10時45分に戻る予定であったが、予定時刻を過ぎてもヘリポートに戻らなかったという。

また、途中で通信が途絶えたという。

登山道の視察

ヘリコプターは、群馬と長野の県境付近に県が整備した登山道「稜線トレイル」を視察するために出発した。

視察では、県境にある鳥居峠大高山などの上空を飛行する予定だったようだ。

なお、国土交通省に提出された飛行計画書によると、今回の飛行目的は「訓練」だったようだ。そして、経由地は「アガツマ」となっていた。

防災ヘリ「はるな」

今回消息を絶った防災ヘリ「はるな」は、ベル式412EP型と呼ばれる機種。

全長は17.1メートル、胴体の幅は2.8メートル、ローターの長さは14メートル。

また、定員は15人だという。

航続距離は783キロメートル、最高巡航速度は毎時243キロメートル。

1997年(平成9年)に導入された機体のようだ。

県防災航空隊員が2人、吾妻広域消防本部(群馬県東吾妻町)の職員が5人、県から委託された「東邦航空」の機長、整備士がそれぞれ1人ずつ、合計9人が搭乗していた。

登山道「稜線トレイル」

群馬県、新潟県、長野県の県境に11日に開通予定の登山道。

今回行方不明となった防災ヘリは、この登山道の視察へ向かっていた。

当時の気象状況

気象庁によると、当時、群馬県草津町付近は、午前中、曇りや晴れの天気だったようだ。

また、草津町に設置した観測点のデータでは、午前11時と正午の平均風速は、いずれも0.4メートルと弱かったという。

そのため、悪天候が影響したということは考えにくいようだ。

防災ヘリの捜索

現在、羽田空港にある国土交通省東京空港事務所では、RCC(救難調整本部)を設けて、消防庁や防衛省などと連携しながら「はるな」の捜索を行っているようだ。

なお、「はるな」から救難信号は出ていないという。

救難信号が出ていないということで、通信機器が破損したか、もしくは搭乗員が何らかの理由で連絡が取れない状況に陥っていることも考えられる。

一刻も早く発見されることが望まれる。

参考資料:
・『群馬県防災ヘリ「はるな」連絡取れず 9人が搭乗』、NHKニュース、2018年8月10日、https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180810/k10011572051000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_005
・『9人搭乗の防災ヘリ、草津白根山付近で消息絶つ』、YOMIURI ONLINE、2018年8月10日、https://www.yomiuri.co.jp/national/20180810-OYT1T50055.html?from=ytop_top

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