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警察官が自殺者の遺体の一部をゴミ集積場に放置 目白警察署

警視庁目白警察署の警察官が踏切自殺をしたと見られている80代の女性の遺体の一部を誤ってゴミ集積場に放置していたことが分かった。

2017年8月3日、目白警察署の幹部が女性の親族に謝罪したという。

7月26日、東京都豊島区にある西武池袋線の踏切で、女性は電車にはねられて死亡した。当時の女性の行動から、自殺の可能性があるようだ。

女性の遺体は病院に運ばれたものの、目白警察署の交通課に所属する20代の男性巡査が、現場に残った小さな骨などが入った袋を誤って署のごみ集積場に放置してしまったという。本来は、霊安室に保管する必要があったらしい。

別の警察官が女性の遺体の一部が無いことに気付き、袋は廃棄物処理業者の収集車の中で見つかったものの、破れていて中身の一部が見つからなかったという。

巡査は、「小さい骨などだったため不要であるという誤った認識で放置してしまった」などと話しているという。

カンタはこう思う

遺物の取り扱いとしては不適切かもしれないが、私はこの巡査を責める気にはなれない。

事件性が低い事案で踏切自殺の遺体の細かい骨を紛失してしたとしても、それほど重要なことではないと思う。

自殺者の遺物を他人である警察官が捨ててしまったという管理上のミスが問題なのだろうが、それが遺体の一部であることから、感情的な問題になっているのだろう。また、「ゴミ集積場に放置」という表現も感情を刺激する部分となっていると思う(この記事でも使っているけれど…)。

管理上のミスではあるが、全国報道して警察を責めるような事案ではないだろうと私は思う。

例えば、この老人が生きていると仮定しよう。

そして、老人の歯が抜けたとする。その抜けた歯をその老人本人がゴミ箱に捨てた場合、この歯がどう扱われようが誰も気にしない。

ところが、この老人が踏切自殺という形で、つまり「自らの意思」で「自分の体」を捨てた場合、その捨てた身体の一部である歯を警察がゴミ箱に捨てていたら問題となるのだろうか。

もしくは、この老人が踏切自殺を試み、電車に衝突したものの命は助かったと仮定しよう。しかし、その衝撃で歯が抜けたと考えよう。そして、その抜けた歯を警察が回収したものの紛失したとする。果たして、それが問題となるのだろうか。

果たして自殺した人間の「細かい骨」の「完璧な管理」のために、限られた人的資源を費やすことがそこまで重要なのだろうか。私は疑問に感じる。遺族も、そんなところまで望んでいないだろう。

むしろ、そのような細かい骨まで回収して保管してくれる警察の仕事に感謝したい気持ちである。

特殊清掃 死体と向き合った男の20年の記録

参考資料:
・『巡査が遺体の一部をゴミ集積場に 業者が回収』、NHKニュース、2017年8月4日、http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170804/k10011087121000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

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