インドの国内線旅客機で、乗客30人が鼻血を出したり、耳から出血したりするという事態が発生した。
これは、インド紙のヒンドゥスタン・タイムズ(Hindustan Times)が2018年9月20日に報じたニュースだ。
一体何が原因なのだろうか。
気圧維持装置のスイッチを入れ忘れ
今回の事態が起こった原因は、なんと乗務員が「気圧維持システム」のスイッチを入れるのを忘れたというものだった。
そのため、酸素マスクが落ちてくるという状況になった。
乗客は166人いたが、そのうち30人が鼻や耳から出血する事態となり、頭痛を訴える乗客もいたという。
機内の気圧を維持するシステムのスイッチを入れるのを忘れていたということで、乗客が鼻血などを出したのは、気圧の急激な変化が原因のようだ。
そして、どうやら深刻な健康被害を受けた乗客はいなかったと思われる。
それにしても、感染症などの病気が原因でなくてよかった。
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