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出火事故多発 モバイルバッテリーは「PSEマーク」の確認を

モバイルバッテリーは、外出先でもスマホなどに充電することができる商品で、近年使用する人が多くなっている。

モバイルバッテリーは、リチウムイオン電池を使用しているのだが、そのリチウムイオン電池が爆発や出火などの事故を起こすことがあるという。

新幹線でモバイルバッテリーが出火する事故も

2018年11月9日、走行中の東北新幹線の車内で煙が充満する事故が起こった。

この事故では、電車が急停止する事態となったのだが、車内では焼け焦げたモバイルバッテリーが発見された。

モバイルバッテリーが出火し、煙が出たのがこの事故の原因だったのだ。

この事故では、4人が救急搬送されたという。

新幹線のような、閉じられた空間でリチウムイオン電池が爆発するとこういった惨事になりやすい。

モバイルバッテリーの事故件数

モバイルバッテリーの事故件数は、使用する数が増えるに従って、右肩上がりに増えている。

2013年には15件だったのが、2016年には52件も起こったようだ。

モバイルバッテリーの事故の原因

モバイルバッテリーの事故は、製品自体の不良が原因である場合が多いようだ。

モバイルバッテリーの内部にあるリチウムイオン電池は、他の電池よりも電圧が高く、容量も倍以上あるという。

リチウムイオン電池の内部を見てみると、プラス極とマイナス極が可燃性の特殊な液体の中に入っている。

このプラス極にはリチウムを素材とする材料が使われており、マイナス極には炭素が使われている。

そして、金属片などの異物が内部に混入して、この異物のために電極同士がショートすると発火事故が起こることがあるようだ。

比較的、日本のメーカーは異物が混入しないような施設で製造するなど行っているようだが、海外製のものにはこういった対策がなされていないものもあるという。

また、リコールの対象となっている商品もあるが、その事実を知らずに使用していて事故が起こることもあるようだ。

モバイルバッテリーは、リチウムイオン電池を複数使っているので、爆発が起これば、複数回起こることもある。

爆発の瞬間の映像を見たが、小さな商品であっても、爆発の威力はかなり大きく、あっという間に出火するのが確認できた。

モバイルバッテリーは「PSE」マークが義務付けられる

上記のようなモバイルバッテリーの事故が増えていることを受け、国はモバイルバッテリーを安全基準を定めた法令の対象とすることになった。

具体的には、商品に対する試験を行うことを義務付け、その試験を合格した商品には「PSE」マークが付けられる。

そのため、PSEマークをつけていない商品は、2019年2月1日以降は製造・輸入・販売禁止となる。

PSEマークの安全基準に合格した商品とは

それでは、PSEマークの安全基準に合格した商品とは、一体どのような試験が行わているのだろうか。

具体的には、以下のような試験が行われるという。

加圧1.3キロ

落下1メートル

過充電4ボルト28日間

高温70度7時間

試験の内容を見てみると、結構厳しめの内容ではないかと感じる。

これだけの試験を合格した商品であれば、それなりに安全性は担保されているとみてよいだろう。

逆に言えば、PSEマークがついていない商品は、こういった試験自体が行わていない可能性もあるので、使用するのは控えるべきだろう。

購入時にはPSEマークを確認しよう

PSEマークが無くても使用が法令上禁止されているわけではないが、やはり安心して使うためにも、PSEマークがついていることを確認して商品を買いたいものだ。

ただ、今回の法令の施行が2月1日から、ということで、まだPSEマークがついていない商品が出回っているだろう。

PSEマークのない商品については、リコール情報の確認をした方がよいだろう。

また、PSEマークがついていたとしても、100%安全とは言い切れないので、例えば充電している間などは、燃えやすいものがある場所に放置しないほうが良いだろう。

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参考資料:
『くらし☆解説「事故急増 モバイルバッテリーに注意」』、NHK、2019年1月30日放送


カテゴリ: 防犯・安全

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