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上尾市長、市議会議長、設備会社「明石産業」社長ら逮捕 ごみ処理施設「西貝塚環境センター」の業務受注で入札妨害

2017年10月30日、埼玉県上尾市の市長と市議会議長、そして設備管理会社の社長らが、市のごみ処理施設に関する事業について入札妨害の疑いなどで逮捕された。

逮捕されたのは、上尾市の73歳の市長、島村穣容疑者、市議会の72歳の議長、田中守容疑者、そして、さいたま市浦和区の設備管理会社「明石産業」の82歳の社長、山田明容疑者と74歳の社員、伊藤禎甫(ていすけ)容疑者の計4人。

現在のところ、4人の認否については明らかになっていない。

事件の詳細

2017年1月末に行われた、市のゴミ処理施設「西貝塚環境センター」でペットボトルを処理する業務の入札を巡り、市長の島村穣容疑者と議長の田中守容疑者は、予定価格などを業者に漏らしたという。

そのため、官製談合防止法違反入札妨害の疑いが持たれている。

あっせん収賄の疑いも

また、田中議長は、現金数十万円を業者から受け取ったとして、あっせん収賄の疑いも持たれており、業者側には贈賄の疑いが持たれている。

入札の現状

上尾市のごみ処理施設では、民間に業務を委託しており、3年ごとに業者を選定する入札を行っているようだ。



官製談合防止法とは

官製談合防止法とは、2002年7月31日公布、2003年1月6日に施行された法律。

正式名称は「入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律」という(例にもれず)長ったらしいもの。

基本的に、公共事業の選定は一般競争入札で行われるが、現状は、業務を依頼する自治体職員側と業者の間で密接な関係が築かれ、談合が起こりやすい状態となっている。

今回問題となった「予定価格を漏らす」というのも立派な官製談合の一形態であり、処罰の対象となる。

参考資料:
・『埼玉 上尾市長と市議会議長逮捕 警察が市役所を捜索』、NHKニュース、2017年10月30日、http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171030/k10011204781000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
・『上尾市長、市議会議長ら逮捕 ごみ処理業務の受注めぐり入札妨害、収賄』、産経ニュース、2017年10月30日、http://www.sankei.com/affairs/news/171030/afr1710300033-n1.html

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