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二重国籍で辞任 本人が知らないまま母親が申請 オーストラリア

二重国籍で辞任が決定した。いや、日本の誰かさんのことではなく、オーストラリアの話だが。

オーストラリアでは、国会議員が二重国籍であることを憲法が禁止しているのだが、2017年7月25日、現役の閣僚が二重国籍であることが判明したために、閣僚を辞任したのだという。

マット・カナバン資源相

辞任したのは、オーストラリアのマット・カナバン資源相。

カナバン氏は、イタリア系移民の3世だそうで、生まれた時にはオーストラリア国籍のみだったようだ。

しかし、2006年にカナバン氏の母親がイタリアの国籍を申請した際に、当時25歳だったカナバン氏の国籍も申請して認められていたようだ。その際、カナバン氏の承諾を得ていなかったという。

まあ、母親も自分の息子が閣僚になるとは思っていなかったのかもしれないし、そもそも国会議員が二重国籍であることが禁止されているとは知らなかったのかもしれない。

哀れカナバン氏は、資源相を辞任する羽目になってしまった。

ただ、本人としてはイタリアに行ったこともないし、血筋以外なんの所縁もないということで、イタリア市民として登録されたことが法的に有効かどうかを確認したいらしい。それが確認できるまでは、議員を辞職しない考えを示したそうだ。

オーストラリアにくすぶる二重国籍問題

なお、オーストラリアでは、今月7月に、野党の上院議員2人が二重国籍であることから議員を相次いで辞職していたそうだ。

このことから、各議員が自分の国籍を確認する事態となっているようだ。

移民の国だけに、オーストラリアにおける国籍問題は日本よりも切実なのかもしれない。

逆に言えば、日本にやってくる移民はメジャーでなかったために、二重国籍に対する法整備が遅れているということだろうか。

参考資料:
・『オーストラリア 二重国籍で今度は閣僚が辞任』、NHKニュース、2017年7月25日、http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170725/k10011074311000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

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