男子テニスのマドリード・オープンで、奇跡のショットが成功した。
大会主催側も「SHOT. OF. THE. YEAR.」と公式ツイッターで絶賛。
その奇跡のショットがこれだ。
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SHOT. OF. THE. YEAR.
— #MMOPEN (@MutuaMadridOpen) May 12, 2017
🔥🔥🔥🔥🔥@PabloCuevas22… BOOM!
pic.twitter.com/HwM1NdkjUV
この奇跡のスーパーショットを成功させたのは、ウルグアイのパブロ・クエバス。
試合は、準々決勝で、クエバス対アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)の対戦で生まれた。
第2セットの第2ゲームで、ネット際での攻防の際、ズベレフはクエバスの後方にできたスペースへ山なりの柔らかいショットを放つ。
誰もがズベレフのポイントだと思った。ただ一人、クエバスを除いては。
クエバスは、あきらめず猛然と後方へダッシュ。ボールに追いつくと、体を反転させることなく、相手コートを見ることもせずに、ボールを打ち返した。
これに虚を突かれたズベレフ。ボールは、足を止めた長身のズベレフの脇を抜けて、ズベレフ側のコート内へ落ちた。
このスーパーショットを目の当たりにした観客は騒然とし、クエバスはコートに背を向けたままガッツポーズを見せた。
このプレーは、なかなか狙ってできるものでもなく、股抜きショット同様に難易度が高い。
時折、トライする選手もいるが、成功するのは滅多にないくらい難しいショットだ。
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