2017年8月18日、ジャスダックに上場している「光彩工芸」が、本社経理部門社員の男性責任者が、会社の預金口座から現金を着服していたことを発表した。 被害総額は、なんと約2億3000万円に及んだことが分かったという。 着服の経緯と手口 光彩工芸の経理責任者は、2014年(平成26年)頃から2017年7月の約3年半にわたり、会社の預金口座から現金を着服していた。 架空経費の水増しによる経理操作でねん出するなどの方法で、1回数十万円から数百万円を数十回にわたって引き出していたようだ。 着服の発覚 東京国税局が7月下旬に行った上場企業の定期検査で発覚したようだ。 着服金の行方 着服した金は、経理責任者が個人で設立した会社の運用資産の土地や建物を購入するために使われたという。 なお、これらの土地や建 … [もっと読む...] about 「光彩工芸」横領事件 経理責任者による着服 事件の経緯と手口