「コデイン」という成分を含んだ咳止めの薬などの医薬品は、現在、12歳未満への使用が禁止されています。 12歳未満の子供がコデインを服用すると、ごくまれに呼吸困難などを引き起こすおそれがあるためです。そのため、コデイン単体では、医者の処方なしで投与されません。 ですが、コデインを含む医薬品は、市販薬として一般にも販売されています。今回は、「コデイン」について学びましょう。 コデインとは 「コデイン」(英語:Codeine)は、メチルモルヒネとも呼ばれ、せき止めや鎮痛などの作用があるとされています。 1832年に、アヘンから単離されたことで発見されました。 コデインによる副作用の事例 コデインの副作用としては、コデインを摂取していた母親が授乳を行った乳児が死亡した例があります。 母親の体内でコデインか … [もっと読む...] about 「コデイン」「コデインリン酸塩」とは コデインを含んだ咳止め薬などの市販薬 12歳未満への使用禁止へ 呼吸困難の可能性 その成分の見分け方・表示