りっしんべんに「寸」と書いて「忖」という漢字があります。 あまり一般的に使われる漢字ではありませんが、一時期「忖度」という言葉が流行り、そこからよく見かけるようになりました。 今回は、そんな漢字「忖」がどんなものかご紹介します。 「忖」の基本情報 「忖」の音読みは「ソン」、訓読みは「はか(る)・おしはか(る)」です。 訓読みからも分かるように、「忖」には「はかる」や「おしはかる」という意味があります。 この意味から、「忖度」という言葉も生まれたのでしょう。 「忖度」の意味と使い方 「忖度」は「そんたく」と読みます。 「忖度」とは、「他人の心を推し量ること」という意味です。 ですが、最近では「(特に権力者などに)配慮する」というネガティブな意味合いで使われることが多いように感じます。 … [もっと読む...] about りっしんべんに「寸」で「忖」漢字の読み方・意味・言葉「忖度」
逆に月で「遡」漢字の読み方・意味・言葉「遡及/遡源/遡行/遡上」
逆に月と書いて「遡」という漢字があります。しんにょうの点は2つであることに注意が必要です。 この漢字は、例えば「遡及」といった言葉で使われます。 常用漢字にも指定されておりますので、知っておきたい漢字ですね。 「遡」の音読み・訓読み 「遡」の音読みは「ソ」です。 また、「遡」の訓読みは「さかのぼ(る)」、常用外で「む(かう)」です。 「遡」の意味 「遡」には、「さかのぼる」という意味があります。 「遡る(さかのぼる)」とは、「流れに逆らって、もしくは流れとは逆の方向へ向かう」という意味です。 この流れとは、川の流れのように実際に目に見えるもののほか、時間などのように目に見えない概念的なものである場合もあります。 それでは、「遡」を使った言葉を見ていきましょう。 「遡及」の読み方と意味 … [もっと読む...] about 逆に月で「遡」漢字の読み方・意味・言葉「遡及/遡源/遡行/遡上」
人2つに且で「俎」漢字の読み方・意味・言葉「俎上/俎板」
人人に且と書いて「俎」という漢字があります。 例えば、「俎上」や「俎板」といった言葉で使われる漢字です。 「俎板」は、日常的に家庭で使われる道具を表す言葉ですので、言葉としては知らない人はほぼいないでしょう。 それでは、漢字「俎」について見ていきましょう。 「俎」の音読み・訓読み 「俎」の音読みは「ソ・ショ」です。 また、「俎」の訓読みは「まないた」です。 「俎」の意味 「俎」は「まないた」を意味する漢字です。 「俎(まないた)」は、ご存知の通り、料理する際に食材を切ったりする際に使う板のことですね。 「俎上」の読み方と意味 「俎上」は「そじょう」と読みます。 「俎上」とは、「まな板の上」という意味ですが、比喩的に使われることが多いです。 例えば、「俎上に載せる」という表 … [もっと読む...] about 人2つに且で「俎」漢字の読み方・意味・言葉「俎上/俎板」
さんずいに斬で「漸」漢字の読み方・意味・言葉「漸減/漸次/漸進/漸増/漸落」
さんずい偏(さんずいへん)に斬ると書いて「漸」という漢字があります。 「斬」の漢字に似ていますが、意味は異なりますので気を付けましょう。 常用漢字にも指定されておりますので、是非知っておきましょう。 「漸」の音読み・訓読み 「漸」の音読みは「ゼン」、常用外で「ザン」です。 「漸」の訓読みは、常用外で「ようや(く)・すす(む)・やや」です。 「漸」の意味 「漸」には、「ようやく」や「しだいに」という意味があります。 「漸く(ようやく)」には、「しだいに」とか「だんだん」という意味があります。 例えば、「漸く春めいてまいりました」という風に使います。 また、「漸く」には「とうとう」や「ついに」という意味もあります。 例えば、「漸く夢が叶った」という風に使います。 また、「漸」には「 … [もっと読む...] about さんずいに斬で「漸」漢字の読み方・意味・言葉「漸減/漸次/漸進/漸増/漸落」
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言った人は誰?その意味とは
「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」という格言を聞いたことがありませんか。 この格言を言った人は、誰でしょうか。 鉄血宰相ビスマルクとは この「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という名言を言ったのは、かつてのドイツの宰相オットー・フォン・ビスマルク(Otto Eduard Leopold von … [もっと読む...] about 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言った人は誰?その意味とは