ジッグラトは、古代メソポタミアで建設された、シュメール起源の聖塔のことだ。 紀元前2700年までには、ウルなどの都市国家が成立した。 城壁で囲まれた都市の中心には神殿があり、その神殿にジッグラトがあった。 ジッグラトを英語で ジッグラトは英語で ziggurat という。 バベルの塔はジッグラトが元ネタ? 『旧約聖書』のバベルの塔の伝説のもとになったと考えられる。 … [もっと読む...] about ジッグラトとは何か その場所とは
歴史
ロゼッタストーンの内容を簡単に説明 書かれた文字の種類とは?ヒエログリフ解読へ
「ロゼッタストーン」は日本語で「ロゼッタ石」ともいわれる。フランス語では「Pierre de Rosette」、英語では「Rosetta … [もっと読む...] about ロゼッタストーンの内容を簡単に説明 書かれた文字の種類とは?ヒエログリフ解読へ
「大化の改新」とは
大化の改新とは、聖徳太子(厩戸皇子)死後、実権を握った蘇我氏の滅亡と、元号「大化」の制定後に行った一連の改革のことを指す。 古代日本の国家における一大イベントでもある。 蘇我氏の独裁政治 聖徳太子の死後、蘇我氏が政治の実権を握るようになった。 蘇我馬子の子である蘇我蝦夷(えみし)や、蝦夷の子である入鹿(いるか)は、聖徳太子の一族を滅ぼし、独裁的な政治を行うようになる。 絶大な影響力をもつリーダーが亡くなると、こういったことが起こることが多い。 当時、朝鮮半島の情勢がかなり緊迫しており、日本は海外からの脅威に備えなければならない時期であった。 そんな時に、日本国内は分裂して、混乱していたわけである。 そこで、立ち上がったのが、聖徳太子の遺志を継いだ中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)だ。 中大兄 … [もっと読む...] about 「大化の改新」とは
「武帝」は一人じゃない?司馬遷が仕えた漢の武帝は数ある武帝の1人に過ぎなかった
中国の歴史において、「武帝」というと、前漢の武帝を指すことが多い。 この場合、武帝とは劉徹のことである。 しかし、実は武帝は中国の歴史上、12人いるようだ。 「武帝」とは何か そもそも、「武帝」とは一体どういうものだろう。 人の名前ではない、というのはすぐに分かるが、どういう位置づけの名称なのだろうか。あだ名?位の名称? 実は、「武帝」とは、皇帝に奉る諡号(しごう)の1種である。 諡号とは、簡単にいえば、「偉い人が死んだ後に、その故人の業績に基づいて付けられる名前」みたいなものだ。 「武帝」の場合、その名前が示すように、武力を使って勢力を広げた皇帝に奉る諡号だという。 ということなので、「武帝」が付けられる皇帝は、特に1人に限る必要性はなく、「強い皇帝」に贈られる諱であるといえる。 … [もっと読む...] about 「武帝」は一人じゃない?司馬遷が仕えた漢の武帝は数ある武帝の1人に過ぎなかった
なぜ香港で「1国2制度」が認められているのか イギリスの植民地となる原因となるアヘン戦争に至る経緯とは
中国の統治下で民主主義が脅かされている香港。 現在、香港では「一国二制度」が認められている。これは、その名が示すように、「1つの国に2つの制度がある」というものだ。 つまり、中国と香港は、1つの国(つまり中国)であるけれど、中国の共産主義と共に、香港の資本主義も認めましょう、というもの。 香港にある程度の自治権が与えられているということだ。 では、なぜ香港にそのような例外的措置が取られているのか。そこには、過去、香港がイギリスの植民地であったということが関係している。 歴史的出来事「香港返還」 1997年7月1日、香港が中国に返還されるという歴史的な出来事があった。 ちなみに、香港が「返還」された、というのは、日本での呼び方だ。中国はこれを「回収」と呼び、香港では「回帰」と称するらしい。 この記事 … [もっと読む...] about なぜ香港で「1国2制度」が認められているのか イギリスの植民地となる原因となるアヘン戦争に至る経緯とは