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カンタの良好な日々

子育てにおける「悪いほめ方」とは

投稿日:2021年1月31日 更新日:2021年1月31日

子育てにおいて、「ほめて」育てる、ということが現在の日本では主流になっているように感じる。

一昔前の日本では、「厳しく」育てる、ということが普通だったと思うのだが。昭和では、それこそゲンコツで叩かれながら育つ子供がスタンダードだった。

ほめて育てるのは、確かに良い方法だと思う。子供に自信をつけさせるのは間違いではない。それに、「ほめて伸びるタイプ」というのはほとんどの子に当てはまるのではないか、と思う。

ただし、これは、なんでもかんでもほめていい、というわけではない。

実は、ほめ方を間違えると、子供の成長にとってかなり危険になってしまう可能性もあるのだ。

「成果」や「才能」をほめるのは厳禁

子供をほめる際、例えば「頭がいい!」というほめ方は極力控えた方がいい。

このことについては、現在となっては様々なところで言われていることなので、知っている人も多いと思う。この考えが広く膾炙するベースとなっているのは、キャロル・ドゥウェック(Carol Dweck)による研究、および著書『マインドセット:「やればできる!」の研究』であるようだ。

では、「賢い!」とか「満点取ってえらい!」とほめると何が問題となるのだろうか。

「頭がいい!」・「賢い!」とほめる場合の問題点

子供に対して「頭がいい!」とか「賢い!」とほめる、ということは、それはその子供の現在の才能についてほめる、ということになる。

そうなると、ほめられた子供は、次も「賢い」とほめられることを目指すようになる。そうなると、さらに上を目指そうという意欲がなくなり、むしろ同じレベルに留まって自分の「賢い」という評価を下げないような守りの意識が高くなるそうだ。

つまり、「賢い」とほめられた後、より難しいものに挑戦して失敗して「賢い」という評価が無くなるリスクよりも、現在と同じようなレベルの問題にとどまることで、「賢い」という評価が取り下げられるリスクを減らす、という行動を取りがちになる。

そして、「賢い」とほめられた子供が、難しい問題に直面して、この問題が解けなかった場合、自分に対する「賢い」というラベリングが崩れ、自信を喪失するようになるという。

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Filed Under: 教育 関連タグ:ほめ方, 子育て

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