最近、テニスで上位にランキングする日本人選手が増えてきた。
それと同時に、テレビでテニスのゲームを観戦する機会も増えてきているように思う。
しかし、テニスに馴染みのない人の中は、ルール、特にテニス独特の得点の数え方に戸惑う人もいるのではないだろうか。
今回は、そんなテニス初心者のために、テニスの得点の数え方について説明しよう。
テニスの得点は「セット」、「ゲーム」、「ポイント」の3段階
テニスのスコアは、大きい方から順に「セット」、「ゲーム」、「ポイント」の3段階に分けられている。
まず、以下の3点を覚えよう。
1. テニスの勝敗は、基本的に先に2セット(もしくは3セット)先取した方の勝ちとなる。
テニスの試合では、一方の選手が獲得したセット数が2セット、もしくは3セットに達した場合に勝敗が決まる。つまり、2セット(もしくは3セット)先取した方の勝ちとなるわけだ。
2セット先取の試合は、最大3セットの試合が行われるので、「3セットマッチ」と呼ばれる。3セット先取の試合は、最大5セットで試合が行われるので、「5セットマッチ」と呼ばれる。
多くの試合は「3セットマッチ」である。ただし、ウィンブルドンの男子シングルスなど、特定の大会では「5セットマッチ」が行われる。
2. そして、1セットを取るには、基本的に6ゲーム先取する必要がある。
基本的には、一方の選手が先に6ゲームを取ると、そのセットを獲得することができる。
ただし、7ゲーム以上取らないといけない場合もある。詳しくは、後述。
3. そして、1ゲームを取るには、基本的に4ポイント先取する必要がある。
テニスの試合で、相手がミスしたり、相手が自分の打ったボールをちゃんと打ち返せなかった場合、自分にポイントが加算される。
このポイントは、得点の最小単位となる。
基本的には、4ポイントを先に取った選手が、そのゲームを取ることができる。
このポイントに、それぞれ特殊な名称(得点数)が付けられている。これが、少しテニスの得点をややこしくしている原因にもなっていると思う。詳しくは、後述する。
テニスの試合の基本的な流れ
上に述べた3点を簡単にまとめると、試合開始からの基本的な流れは以下のようになる。
試合が開始して、まず一方の選手が4ポイント取ると、その選手は1ゲーム取ることができる。
そして、6ゲーム取ると1セット取ることができる。
さらに、2セット(もしくは3セット)取ると、その選手は試合に勝利することができる。
これが、テニスの試合に決着がつくまでの基本的な流れだ。
ポイントの数え方
テニスのポイントの数え方は独特で、1、2、3、…という風な素直な数え方はしない。1ポイント目を15(フィフティーン)、2ポイント目を30(サーティ)、3ポイント目を40(フォーティ)、そして4ポイント目にゲームとなる。
つまり、15、30、40の順にポイントが加算されていくということになる。このあたりが、初心者に馴染みのないところだろう。特に、40(フォーティ)については、「なんで45ちゃうねん!」とツッコミを入れたくなってくる(多分、45にすると「フォーティファイブ」と冗長になってしまうからなのかな、と思っている)。
ちなみに、ポイント 0 のことを、テニス用語で「ラブ」と呼ぶ。この理由については諸説ある。
著者が面白いな、と感じた説は、「0」が「卵」の形に似ていて、「卵」をフランス語で冠詞を付けていうと「ロウブ( l’œuf)」となり、この発音が英語の「ラブ」に似ているから、というもの。
「デュース」「アドバンテージ」とは何か
両選手がお互いに3ポイントずつを取って、40-40で並んだ状態を「デュース」という。
この状態になると、先に4ポイント目を取った方がそのゲームを獲得できるというわけではなく、相手より2ポイント上回るとゲームを獲得できるようになる。
「デュース」の状態から先に1ポイント取った状態を「アドバンテージ」と呼ぶ。
そして、「アドバンテージ」の状態にある選手が連続して次のポイントも取ると、2ポイント差となり、そのゲームを獲得できるというわけだ。
逆に、「アドバンテージ」の状態にある選手が次のポイントを落とすと、再び「デュース」の状態に戻る。
セットを取るには
上記 2. に示したように、1セットを取るには、6ゲーム先取する必要がある。ただ、これにはもう一つ条件があって、「相手より2ゲーム以上の差」をつけないといけないのである。
つまり、ゲームカウントが6-5(一方が6ゲームを取り、他方が5ゲームを取った状態)の場合では、一方が6ゲームを取っているものの、2ゲーム以上の差がついていないので、まだそのセットは終了しないことになる。
ゲームカウントが6-5の場合、勝っている方が次のゲームを取ると、ゲームカウント7-5となり、勝っている方がそのセットを獲得することになる。
しかし、勝っている方が次のゲームを落とし、ゲームカウントが6-6となると、試合は「タイブレーク」に持ち込まれることになる(例外的に「タイブレーク」が採用されない場面もある)。
「タイブレーク」…?またまた変な用語が出てきました。次節では、この「タイブレーク」について説明しよう。
タイブレークとは何か
タイブレークは、試合の時間を短縮するために設けられた制度で、ゲームカウントが6-6で並んだ場合に、そのセットの勝敗を決めるために行われる。
タイブレークで7ポイントを先取した方がそのセットを獲得できる。ただ、タイブレークの場合も、2ポイント差以上をつけるのが条件であるため、例えば7-6の状態ではそのセットを取ることができない。この場合、2ポイント差がつくまで試合が続くことになる。
なお、通常のゲームでは、ポイントを15, 30, 40のように数えるが、タイブレークでは素直に1, 2, 3 …とポイントが数えられる。
アスリートのような体を手に入れるための効果的なダイエット方法
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