カタカナの「ヒ」、のぎへん、おおがいを組み合わせると、「穎」という漢字になります。
例えば、「穎異」や「穎哲」といった言葉で使われる漢字です。難しい漢字で使用頻度も少ないので、知っていると自慢できますね。
今回は、漢字「穎」について学びましょう。
「穎」の読み方・発音 音読みと訓読み
「穎」の音読みは「エイ」です。
また、訓読みは「ほさき」、「すぐ(れる)」です。
「穎」の意味
「穎」の意味は、「穂先(ほさき)」、もしくは「穂先のように先のとがったもの」です。
また、「すぐれている」とか「かしこい」という意味もあります。
それでは、「穎」を使った言葉を見ていきましょう。
「穎異」とは 意味と読み方
「穎異」は「エイイ」と読みます。
「他の人よりもすぐれている、賢い」という意味です。
「穎悟」とは 意味と読み方
「穎悟」は「エイゴ」と読みます。
「穎悟」の意味は、「すぐれて賢いこと」です。
「穎悟」は、「英悟」と書かれることもあります。
「穎哲」とは 意味と読み方
「穎哲」は「エイテツ」と読みます。
「抜きんでてすぐれて賢い」という意味です。
また、「すぐれて賢い人」という意味でも使われます。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年