言偏(ごんべん)に化けると書いて、「訛」という漢字があります。
例えば、「訛る」といった言葉で使われます。
今回は、漢字「訛」について学びましょう。
「訛」の読み方 音読み・訓読み
「訛」の音読みは「カ」です。
また、「訛」の訓読みは「あやま(る)」「なま(る)」「なまり」「いつわ(る)」です。
「訛」の意味
「訛」には、「あやまる(誤る)」や「あやまり」という意味があります。
また、「言葉がなまる」という意味もあります。
「訛る」とは 読み方と意味
「訛る」は「なまる」と読みます。「あやまる」と読む場合もありますが、その場合は意味が異なります。
「訛る」とは、「言葉や発音などが、標準・共通とされるものとは異なり、ある地域独特のものになる」という意味です。
また、そういった地域独特の発音などを「訛り・訛(なまり)」といいます。
「訛りは国の手形」とは
「訛りは国の手形」とは、「話す言葉の訛りで、その人の出身地や故郷が分かる」という意味の表現です。
オススメの漢字辞典
今回の記事はどうでしたか。もし興味深く読んでいただけたなら、とても嬉しいです。
日本にはとても数多くの漢字があります。そして、漢字辞典を読むたびに新たな発見があります。
そんな奥深い世界に触れてみませんか。
私がオススメする漢字辞典をリストアップしましたので、ぜひご覧ください。
また、当ブログでは、私がオススメする漢字辞典ほどではありませんが、漢字や日本語に関する様々なトピックを掲載しております。
ぜひご覧ください。
↓
「カンタの日本語事典」トップへ
-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年