麻の下に毛と書いて、「麾」という漢字があります。
例えば、「麾下」といった言葉で使われます。歴史小説などを読んでいると見かけることが多いですね。
歴史好きの人は是非知っておきたい漢字の一つです。
「麾」の読み方 音読み・訓読み
「麾」の音読みは「キ」です。
また、「麾」の訓読みは「さしずばた」「さしまね(く)」です。
「麾」の意味・部首
「麾」には「指図する」という意味があります。
また、「さしずばた」もしくは「さしずはた」という意味もあります。
「さしずばた」とは、「軍の指揮をとるための旗」のことです。
ちなみに、「麾」の部首は「まだれ」ではなく「麻」です。
「麾下」とは 読み方と意味
「麾下」は「きか」と読みます。
「麾下」とは、「大将などの指揮に従う(直属の)部下」という意味です。
例えば、「麾下に入る」という風に使います。「部下になる」という意味ですね。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年