立偏(たつへん)に青を組み合わせて「靖」という漢字がある。
この「靖」という漢字を何と読むか分かるだろうか。
この漢字の最も認知されている使い方といえば、「靖国神社」だと思われる。
それでは、「靖」とはどういう漢字なのか見ていこう。
「靖」の音読みと訓読み
「靖」の音読みは、「セイ」である。
また、訓読みは「やす(い)」や「やす(んじる)」である。
「靖」を使った名付け・人名
「靖」は、人名にも使われ、例えば「やすし」という名前に使われる。
例えば、テレビ番組『探偵ナイトスクープ』に出演しているタレントの「石田靖」も「靖」という漢字が使われている。
「靖」の意味
「靖」は、「やすらか」とか「やすんじる」という意味の漢字だ。
また、「世の中を安泰にする」という意味もある。
それでは、「靖」を使った言葉の例を見ていこう。
「靖国神社」の読み方と意味
「靖国神社」は「やすくにじんじゃ」と読む。
正式な表記は「靖國神社」である。
東京都千代田区にある神社で、総理大臣が訪問するたびに中国や韓国から文句が来る、あの神社のことだ(「靖国神社問題」として有名)。
毎年8月15日の終戦記念日に、「靖国神社参拝問題」は特に日本のマスコミで盛り上がる。
ちなみに、総理大臣が靖国神社を参詣することを初めて問題視したのは、日本のマスコミ(朝日新聞)である。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年