最近は、ストーカー事件が多発している印象を受ける。
過度に神経質になる必要はないけれど、もし自らの身に起きたらどうするか、ということを考えておくのは必要だと思う。
ストーカーに遭った時の対策や自己防衛に必要な知識をまとめてみた。
ストーカーとは
ストーカーとは、一般に以下の行為を行う人を指す。
・つきまとい行為
・監視行為
・しつこく電話してきたり、メールやSNSなどでメッセージを送ってくる
・その他、様々な嫌がらせ行為
もちろん、どの程度であればストーカー行為となるのか、という明確な基準はない。
ただ、相手があなたを尾行していたり、あなたの自宅や職場、学校などで待ち伏せしたり押しかけたり、監視していたりするような状況であれば、気を付けた方が良いかもしれない。
ストーカー事件の実例
過去に実際に起こったストーカー事件には、以下のようなものがある。
・浅草立てこもり事件 容疑者は元交際相手に復縁を迫っていた可能性 東京・浅草
・女子高生に痴漢行為 大阪地裁事務官の容疑者を現行犯逮捕
・自民党政務官 不倫を認め辞任 「週刊新潮」の不倫・ストーカー疑惑のツイッター予告が引き金か
・東京都大手町で女性が背中を複数回刺される 男を逮捕 ミャンマー人同士のトラブルか ストーカーの可能性 大手町駅近く
ストーカー対策
もし、ストーカー行為の被害に遭っていると感じたならば、自己防衛対策を考えた方がよいだろう。
つきまといや待ち伏せなどに対する対策
・夜道や人気のない場所を通る場合は、タクシーを使ったり知人に同行してもらう。
・防犯ブザーなどを持ち歩く。
・携帯電話やスマホなどでいつでも110番通報できるように準備しておく。
・自宅の戸締りを厳重にする。
・自宅に帰る時や自宅から出るときに周囲に気を配る。
監視行為などに対する対策
あなたが帰宅するタイミングに「おかえりなさい」などのメッセージなどを送ってくるような場合は、もしかしたら監視されている可能性がある。
・状況や相手の言動などをメモしておき、警察に連絡する。
最近は、スマートフォンで操作して録画できる監視カメラの商品もあるようだ。
・厚手のカーテンなどをつけて、在宅中の行動を知られないようにする。
やはり通常のレースのカーテンでは、中の様子が外から分かってしまう場合もあるので、厚手のカーテンを使って外から様子が分からないようにしたい。
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その他の対策
・連絡先を教えないようにする。
・手紙や家庭のゴミなどをあさられないように気を付ける。
手紙などの盗難を防ぐために、鍵やロックがついた郵便ポストを設置するのも良いだろう。
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深刻な事態になる前に
ストーカー行為を防ぐ大前提は、決して相手に期待を持たせたり、思わせぶりな行動を取らないこと。つまり、こちらが好意を持っていると相手が勘違いするような行動を取らないことだ。
ただ、こちらが何もしていなくても、相手から一方的に好意を寄せられ、迷惑するような行動に発展する可能性もある。
そのような状況になったら、深刻な事態になる前に、相手に迷惑であることをちゃんと伝えるのが良いと思う。
相手も好意を持ってもらおうと行動しているだけで自分が迷惑行為をしていることに気付いていない場合がある。迷惑であることをちゃんと相手に伝えたらそのままストーカー行為をやめてくれることも期待できる。
ただ、その際には、やはり友人や知人などの第三者に介入してもらうのが良いだろう。自分一人で行うと危険な場合もあるので、相手に迷惑であることを伝える際には、友人などに同行してもらおう。
もし、相手に迷惑であることを伝えても、ストーカー行為をやめてくれない場合は、警察に相談することも考えた方がよいだろう。
その際には、やはり証拠が必要となるので、例えば会話などを録音して置いたり、メールやメッセージなどを保存しておいたりするとよいだろう。
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