2017年10月30日、東洋経済オンライン編集部が、新卒から定年まで働いた場合にもらえる「生涯給料」の全国トップ500社のランキングを作成した。
さて、あなたが勤める会社は、全国トップ500社にランクインしているだろうか。
「生涯給料」とは?
東洋経済オンラインが定義する「生涯給料」とは、新卒(22歳)から定年(60歳)まで務めた時にもらえる給料の総額である。
調査の対象となったのは、『会社四季報』に掲載している上場企業約3600社のうち、従業員数や、平均賃金の発表といった条件を満たした3201社とのこと。
生涯給料トップ500社のリストのうち上位10社とその生涯給料
1位:M&Aキャピタルパートナーズ 8億3211万円
2位:GCA 8億2317万円
3位:キーエンス 7億5631万円
4位:ストライク 6億4886万円
5位:日本M&Aセンター 5億6338万円
6位:ヒューリック 5億1390万円
7位:朝日放送 5億1293万円
8位:伊藤忠商事 5億0592万円
9位:三菱商事 4億9649万円
10位:ファナック 4億7200万円
トップの会社は、ほとんどが本社を東京か大阪に置いているが、10位のファナックは本社が山梨県にあるというのは意外だった。
なお、「全国トップ500社」のリストは、記事下に掲載しているリンク先から見ることができるので、興味のある方はどうぞ。
平均値は?
調査対象の企業の平均生涯給料は、2億1803万円だという。
この額は、去年(2016年)の2億1785万円から若干増えたらしい。
サラリーマンの生涯年収は約3億円と聞いたことがあるが、今回の調査結果の平均値は、その3億円に満たない。
調査対象の会社が全て上場会社であることを考えれば、生涯年収3億円というのは夢幻なのだろうか。(生涯給料と生涯年収の定義の違いは曖昧だが。)
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