警備会社の大手「セコム」の警備員が貴金属を盗んだ、という驚きのニュースがありました。
この警備員は、警報器が鳴った民家に駆け付けた後、室内を物色して高級時計などを盗んだ疑いがもたれているようです。
事件の詳細
容疑者の警備員は、2019年9月下旬に、兵庫県尼崎市にある60代男性の家に駆け付けました。
この家の警報器が作動したからです。
そして、男性がセコムに預けていた合鍵を使って、警備員は男性の一戸建て住居に侵入しました。
どうやら、警報器は誤作動だったようですが、その後、警備員はなんと室内を物色して、2階にあった高級腕時計など貴金属数点を盗んだということです。
高級時計は約50万円もするものだったようです。
警備員はその後、現場の状況を上司に報告した後、盗んだ貴金属を大阪市内の買取店に持ち込み、転売したそうです。
警察は、窃盗と住居侵入の疑いでこの警備員を逮捕しました。
警備員は、「身に覚えがない」と否認しているようです。
今回は、泥棒から一般市民を守る警備員が、泥棒を働いていた、というニュースです。
本日は、警察が詐欺グループの片棒を担いだ、というニュースが出たばかりで、何とも信じがたいニュースが1日に2度も出てきました。
本来であれば、市民を守る立場にある人間が、その立場を利用して市民を裏切り、窃盗や詐欺を行うなど言語道断ですね。
警備会社にお金を払って契約しているのに、契約したがために盗まれる、という何ともやりきれない事件です。
警備会社と契約しない方が安全だった、という笑えない話ですね。
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