「JリーグYBCルヴァンカップ」は、Jリーグのカップ戦で、2015年までは「Jリーグヤマザキナビスコカップ」で親しまれていた。
しかし、2016年6月21日に、「Jリーグヤマザキナビスコカップ」から「JリーグYBCルヴァンカップ」へ名称が変更されることが発表されたのだ。
なぜ大会の名称が変更されたのか
「JリーグYBCルヴァンカップ」へ大会の名称が変更された背景には、ヤマザキナビスコ社と「ナビスコ」ブランドの契約が終了したことがある。
当初は、今季中の名称変更は見送る方針だったようだが、Jリーグ側からの提案により、2016年から名称が変更することになったのである。シーズン中に大会の名称が変わるのはかなり異例だろう。
「ルヴァン」って何?
「ルヴァン」は、ナビスコブランドの商品が使えなくなったためにヤマザキビスケットカンパニー(YBC)が社運を賭けて世に出した新ブランドである。
ナビスコとの契約終了により、人気商品である「オレオ」や「リッツ」などのお菓子は同社から発売されることは無くなるが、それらの後継的な立場にある商品が発売されている。それら商品で使われる商標が「ルヴァン」というわけである。
ヤマザキビスケットとナビスコとの提携解消は、お菓子業界のみならず、Jリーグにも大きな影響を与えたのである。
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