私は筋トレの一環として逆立ち(倒立・ウォールハンドスタンド)をするのですが、頭に圧迫感を感じたり、頭がガンガンと痛くなったり、眼が充血したりします。
さて、逆立ちで健康へ悪影響などあるのでしょうか。
逆立ちの筋トレとしての効果は別の記事に譲るとして、健康への影響を調べてみました。
逆立ちの健康への影響
まず、逆立ちをすると何が変わるのか、というと、結局のところ「体にかかる重力」が普段とは逆になることによる変化なのです。
で、重力のかかり方の変化によって具体的に何が影響を受けるのか、というと一番はやはり「血流」でしょう。あとは、「内臓」や「肉・骨・皮膚」といったところでしょうか。
それぞれ見ていきましょう。
逆立ちの血流への影響
逆立ちをすると、真っ先に感覚として私が感じるのは、「頭への圧迫感や痛み」と「目の充血」でしょうか。
これらが不快なサインとして感じられます。
これらの不快な症状が出るのは、どうやら血流が普段とは逆に頭の方へ集まってくるからだということのようです。
血流に対して、普段とは逆の方向へ重力がかかることにより、目・眼や内臓へも影響が出るようです。
逆立ちの眼への影響 逆立ちが緑内障の原因に?
逆立ちをすると目が充血することがあります。これは、逆立ちをすることで目への血流の量が増えるためだと考えられます。
この充血は、逆立ちをやめると、普通は元に戻ります。
ただ、充血はおさまるとはいえ、逆立ちによる目への影響としては、良い影響、つまりメリットはあまりないようです。
怖いのは、「緑内障」ですね。
逆立ちをすると、眼圧が高くなるそうです。そして、眼圧が高くなることで、緑内障を発症してしまうこともあるようなのです。
眼球は、水分を含んだ球体のようなもので、鍛えれば鍛えるほど強くなる、というものではありません。
目の健康のためには逆立ちをやりすぎるのは良くないようです。
特に、眼圧が高い方や緑内障を患っている方は、逆立ちなど頭を下にするような行為はできるだけ避けた方が良いでしょう。
逆立ちの心臓への影響
ご存じのように、心臓は各器官へ血液を送り出すポンプのような役割を持っています。
血流にかかる重力が普段とは逆になると、心臓にも影響を与えるというのは自明の理です。
ただ、その具体的な影響については、まだはっきりとした説明は見つかりません。
これからの勉強課題です。
逆立ちの脳への影響
逆立ちをすると、脳へは普段よりも大量の血液が流れると考えられます。
これが頭に圧迫感を覚える原因だと考えられます。
この点に関しては、メリットとデメリットがあるようです。
メリットとしては、脳に大量の血が送り込まれることにより、脳の機能が改善するというものです。
デメリットとしては、脳の血圧が上がり、脳内出血などを起こす危険性があるというものです。
高血圧の人は、特に注意すべきことかもしれません。
逆に、低血圧の人は、脳へ血流を送ることにより、普段よりも頭が冴えたり、認知機能などが上昇する可能性もあるかもしれません(低血圧と認知能力とが関連する可能性が示唆されています⇒Association between blood pressure and Alzheimer disease measured up to 27 years prior to diagnosis: the HUNT Study)。
逆立ちの美容への影響
逆立ちには、優れた筋トレ効果がありますので、適切に行えば、姿勢などへは良い影響があります。
また、加齢とともに起こる筋肉や脂肪などの垂れは重力が原因で起こります。逆立ちをすると、重力のかかり方が逆になりますので、「垂れ」に対しては、ある程度は良い効果が見込めるかもしれません。
顔のリフトアップにも効果があるかもしれませんね。
結局、逆立ちは健康に良いのか
私が出した結論としては、逆立ちは、メリットの方がデメリットを上回る、というものです。ただ、長時間行わない、という条件付きです。
この記事では書いていませんが、逆立ちには優れた筋トレの効果があるからです。
ただし、健康にも留意が必要です。気を付けたいのは、眼と脳への影響です。
これらを鑑みると、逆立ちはやり過ぎるとデメリットの方が大きくなると思います(とはいえ、そんなに長くできるものでもありません。逆立ちよりも、宙吊りなどで長時間過ごした場合にリスクが高くなると思います)。
一度に数十秒くらいなら、メリットの方が大きくなるというのが、私が出した結論です。
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