日本全体の人口が減少する中、農業の人手不足は深刻である。 健康ブームもあり、野菜自体の需要が一定に推移する中、野菜の生産はなかなか上がっていないのが実情のようだ。 農家の方の平均年齢も66歳ということで、高齢化に歯止めがかかっていない。後継者が不足していることも関係しているのだろう。 需要があるのに、人手が足りない。 そんな状況の中、農業の人手不足を解消する手段として期待されているのが「スマート農業」である。 AIを駆使したスマート農業 スマート農業とは、IT技術などを駆使した農業で、主に人手不足を解消するために開発が進められているようだ。 特に、AI(人工知能)を取り入れて自動的に野菜を収穫する技術には注目だ。 立命館大学の深尾隆則教授は、AI技術を駆使してキャベツを収穫する機械を開発していると … [もっと読む...] about 「スマート農業」とは何か 農業へも自動化の波