「日本は学歴社会、アメリカは実力社会」 こんなことが常識であるかのように話す人もいるが、どうやらその常識は妄想であるようだ。 アメリカでも学歴はとても重要である。そんなことを端的に示す問題が起こった。 アメリカの名門大学で不正入学が発覚したのである。富裕層が学校関係者に賄賂などを贈り、自分の子供を不正に入学させたのだという。 この問題で、親や大学関係者ら50人が贈収賄の疑いで逮捕された。 賄賂の総額は約3億円に上るという。 不正入学はどのように行われたか 今回の不正入学の問題には、仲介業者の存在がある。 仲介業者は、大学受験の指導を行う組織を装い、親から集めた金を大学の関係者らに渡していたようだ。 金を受け取った大学関係者は、子供を大学へ推薦したり、テストの点数を水増しするなど行っていたとい … [もっと読む...] about アメリカで大学不正入学の現実 手口とは イェール大学やスタンフォード大学も