「ハンムラビ法典」で有名な「ハンムラビ王」は、バビロニア帝国の初代の王だ。 紀元前1810年頃に生まれたとされているが、正確な年月については分かっていない。 ハンムラビ王は周辺諸国を征服した王であったが、彼の名は、その業績よりも、彼が著した「ハンムラビ法典」でよく知られる。 ハンムラビ王 ハンムラビは、都市国家バビロニア(バビロン第1王朝)の王シン・ムバリトの息子として生まれる。つまり、王子として生まれたわけだ。 そして、紀元前1792年に王位に就いたという。 ハンムラビが王位に就いたころは、バビロニアはまだ強国に囲まれた小国であった。しかし、紀元前1764年にラルサを併合した後、前1759年にマリを征服するなど、ハンムラビ王は支配圏を広げていった。 そして、前1757年にシュメール、アッカド地域全体を … [もっと読む...] about ハンムラビ王・ハンムラビ法典とは 「目には目を…」で有名