みなさんが毎日おいしく食べる料理に含まれているであろう「あぶら」。 食べすぎには注意しなければならないけれど、おいしい料理には欠かせないものだろう。 ところで、この「あぶら」を表す漢字には、主に3つある。 すなわちさんずい偏の「油」、にくづき(つきへんではない)の「脂」、そして「膏」である。 さて、これらの「あぶら」はどのように違うのだろうか。そして、どのように使い分ければいいのだろうか。 今回は、気になる「あぶら」の漢字の違いと使い分けについて紹介しよう。 「油」の意味と使い方 まず、さんずいに「由」と書く「油」について。 これは、「水」を表すさんずい偏がついていることからも分かるように、主に液体のあぶらを指す。 例えば、「野菜を油で炒める」とか「油をさす」などのように、基本的に「あぶら」 … [もっと読む...] about 油・脂・膏の違い 「あぶら」の使い分け ポイントは液体と固体?
同訓意義語
暑い、熱い、厚い、篤いの意味と違い・使い分け 同訓意義語
「あつい」と読む漢字はいくつかあるが、最も使用頻度が高いものは「暑い」と「熱い」だろう。 これらに次いで、「厚い」や「篤い」という漢字もある。 さて、これらは全て「あつい」と読むが、どのように使い分けたらよいのだろうか。 これらの用語については、それらの意味に加え、反対語も一緒に覚えれば、違いがはっきり分かるようになるだろう。 「暑い」の意味と反対語 「暑い」は、基本的に「気温が高い」という意味である。 「暑い夏」とか、「暑い部屋」とか、「暑苦しい」という風に使う。 暑いの「暑」は、部首が「日」であることから、本来は「日差しが強い」という意味があったようだ。 そこから、「夏の暑い日」という気温だけにとどまらず、「暑い部屋」という風に室温などについても使われるようになった。 なお、「暑い」の反 … [もっと読む...] about 暑い、熱い、厚い、篤いの意味と違い・使い分け 同訓意義語
「習う」と「倣う」の意味の違いと使い分け 「ならう」の同訓意義語
「ならう」というと、一般的に「習う」という風に書く。 しかし、「習う」の他に「倣う」という書き方があるのをご存じだろうか。 実は、日本語の「ならう」には主に2つの意味合いがあり、漢字の「習う」と「倣う」はそれぞれの意味合いに沿って使われるのである。 それでは、「習う」と「倣う」はどのように使い分ければよいのだろうか。 日本語における「ならう」 2つの意味 日本語の「ならう」には、主に2つの意味があるようだ。 1つは「教えてもらう」ということ。そして、もう一つは、「真似をする」ということ。 そして、「教えてもらう」という意味に対しては「習う」を使い、「真似をする」という意味に対しては「倣う」を使う、という風に使い分けするというのが基本だ。 基本的な違いが分かったところで、それぞれの使い方について詳し … [もっと読む...] about 「習う」と「倣う」の意味の違いと使い分け 「ならう」の同訓意義語