窓の施錠せずに、つまり鍵をかけずに寝てしまった経験はありますか。
特に真夏のような暑い時期になると、窓を開けたまま寝たいという衝動に襲われることがありますよね。
しかし、そういう不用心になる隙を狙う人間がいることを忘れてはなりません。
無施錠が大きな原因となった事件を紹介します。
無施錠とは 読み方と意味
「無施錠」は「むせじょう」と読みます。
「施錠」が「錠を施す」、つまりカギをかけておく、という意味ですので、「無施錠」は、その「施錠」が無い状態ということですね。
無施錠で起こった事件・事例
それでは、無施錠が原因の一つとなって起こった事件・事例を紹介します。
2016年埼玉県鶴ヶ島市の事例
この埼玉県の事例では、建設業の27歳の男が、鶴ヶ島市の家に侵入し、女性の体を触ったそうです。
この容疑者の男は、すでに強姦罪などで起訴されていましたが、2017年に新たに女性の部屋に侵入し、女性に暴行を加えたようです。
男が侵入したのは、無施錠の掃き出し窓だったということです。
カギさえかけておけば、防げた事件だったのかもしれません。
大阪府の事例(2017年に起訴された事案)
大阪府で2017年に58歳のアルバイトの男が強姦と住居侵入の疑いで逮捕・起訴された事案です。
犯人の男は、2007年から2017年にかけて、大阪府の南部で住居侵入や強姦などの犯行を繰り返していたようです。
犯行で被害を受けた女性の多くは、無施錠であったということです。
鍵をかけないで寝るのは危険
この記事では、無施錠の窓から犯人が侵入して、住人に危害を加えた事例を紹介しました。
こういった事件では、加害者や犯人が悪いというのは当然です。しかしながら、加害者がいくら法の下で罰せられたとしても、被害者が受けた傷や損失が無くなるということは残念ながらほぼありません。
こういった事件の被害に遭わないためにも、「窓に施錠をする」、という最低限の防犯意識は持ちたいものですね。
「自分は大丈夫」という人もいますが、それは過去に何も起きなかったからそう言えるだけです。これからも起こらないという保証とはなりません。
最近は、窓に取り付ける防犯グッズもあるので、お手軽なものから試してみるのも良いかもしれません。
日本ロックサービス ファスナーロック サッシ用窓防犯錠 FN-469 シルバー カギ付