2014年マスターズ、日本人選手は?

2014年度のマスターズは、日本人選手のファンにとって残念な大会となった。日本人の決勝ラウンド進出者が6大会ぶりに0人となったのだ。

そもそも、大会出場者の数が少ない。松山英樹ただ一人である。これは、1971年の河野高明以来、43年ぶりだそうだ。*1

松山英樹も健闘したが、わずかに及ばず予選落ちとなった。

やはり初日の80、8オーバーがかなり痛かった。2日目は71と健闘したが、最後は予選カットラインに3打及ばなかった。

そして、今大会の予選落ちは、松山自身にとって、メジャー大会における初の予選落ちとなった。

大会優勝者はバッバ・ワトソン(Bubba Watson)。2012年大会に続いて、2度目のマスターズ制覇となった。

過去5年の日本人選手の決勝ラウンド進出者は以下の通り。

2013年 石川遼 38位タイ
2012年 松山英樹(アマ) 54位タイ
2011年 石川遼 20位タイ、松山英樹(アマ) 27位タイ
2010年 池田勇太 29位
2009年 片山晋吾 4位*1

2009年には、片山晋吾が単独4位、首位とはたった2打差で終えた。マスターズの単独4位は、日本人の最高位の記録である。ちなみに、4位タイの記録は、伊澤利光が2001年に達成している。

片山晋吾の4位という結果は、石川遼を始めとする若手ゴルファーの人気に押され気味だった日本ゴルフ界において、ベテランの意地を見た快挙であった。しかし、2010年度から2014年度にかけて、ベテラン勢が決勝ラウンドに進出することはなかった。

しかし、今大会における54歳のフレッド・カプルスや50歳のミゲル・アンヘル・ヒメネスの活躍にも見られるように、まだまだベテラン勢も巻き返す可能性はある。若い選手だけでなく、ベテラン選手にも奮起を期待したいところである。


参考資料:
*1 マスターズ、日本勢決勝ラウンド進出ゼロは6年ぶり
http://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=28981
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記事カテゴリ:
ゴルフ Golf 

初投稿日:
2014年4月14日 

更新日:    


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