AFCアジアカップ2015-日本、UAEに惜敗

AFCアジアカップ2015、日本はUAEにPK戦で敗れ、アジアベスト8という結果に終わった。

はっきり言って、この敗退は予想外だったし、残念だった。

アギーレ監督の采配というか、監督としての手腕については、それほど問題はないと思う。ただ、このUAEに関しては、疑問があった。それは、中2日という日程だったのに、なぜスタメンを変えなかったのか、ということ。

選手たちが疲労を抱えていたのは想像に難くないし、実際、試合開始早々にUAEに1点決められたのは、選手たちの疲労にも一因があると思う。試合開始直後は、日本の選手たちはあまり動けてなかったし、それがUAEに試合のペースを握られるということにつながったと感じた。

試合終盤には、UAEの選手はほとんど足が止まっていたので、日本の選手の方が動けていたが、試合開始直後は、日本の選手の方が体が重かったと思う。

そして、結果論ではあるが、この試合で岡崎慎司長友佑都も負傷した。とりわけ、長友の負傷は、交代枠を使い果たしていたということもあり、後半の終盤で日本が逆転できそうな雰囲気に水を差すことになった。長友が負傷しなければ、もしくは交代枠を使い切っていなければ、日本は勝っていた可能性が高い。

はっきり言って、試合の内容からすれば、完全に日本はUAEを上回っていた。もちろん、決定機をものにできないという日本の病は存在したが、技術的にも精神的・体力的にも完全に日本が試合をコントロールしていた。

そして、先発メンバーを変えていたとしても、控えの選手の技術を考えれば、十分日本が優位に試合を進めることができたと思う。そして、後半になってから、岡崎や長友というポイントゲッターを投入していれば、足の止まったUAEから簡単に点を取れたのではないか。

オーストラリアという、比較的気候が良好でインフラも発達した土地で、しかもアウェーでない試合で、選手のコンディショニングが把握できないようであれば、将来、中東など風土的にもインフラ的にも大変な土地でアウェーで戦う場合に、ちゃんと選手のコンディショニングを考えた起用ができるのか不安である。


参考資料:
*1 
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記事カテゴリ:
サッカー Soccer

投稿日:
2015年1月27日 

更新日:    


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