日本、デビスカップで1回戦敗退

2015年のデビスカップで、日本は残念ながら1回戦敗退となった。

日本の1回戦の相手はカナダ。錦織がシングルスで2勝する快挙を見せたものの、残るシングルス2戦ダブルス1戦で日本が負けたため、2勝3敗で1回戦敗退となった。

今回の1回戦は、対戦国のカナダが開催国であったため、カナダ側がサーフェスを決めることができるなど、相手に有利な部分があった。それでも、チームとしての総合力で、日本側が一歩足りなかったようだ。

錦織圭が2勝したのはさすがだと思う。特に2戦目、自分が負ければ日本の敗退決定、という踏ん張り所で、見事フルセットを戦い抜け、ライバルのミロシュ・ラオニッチ(Milos Raonic)に勝ち、エース対決を制した。技術はもちろんのこと、やはり世界のトップレベルで活躍している精神力と自信が見事だと思う。
(動画)錦織圭vsラオニッチ戦のハイライト

残念だったのが、伊藤竜馬添田豪。両者とも、日本のトップに君臨し、世界ランクでも100位前後に位置する選手だが、シングルス戦でストレート負けを喫してしまった。初戦で、伊藤竜馬がM・ラオニッチに歯が立たなかったのは、相手のレベルが高いので仕方ない面があるにしても、最終戦の添田豪とヴァセク・ポスピシル(Vasek Pospisil)の対戦では、添田にも充分勝てるチャンスがあったと思う。せめて最終セットにまでもつれ込んでほしかった。まあ、ポスピシルは、サーブがかなり調子良かったようだが。

今回、日本はワールドグループの1回戦で負けてしまったため、入れ替え戦を戦わなくてはならない。入れ替え戦で敗れれば、ワールドグループに残留することはできなくなる。是非とも入れ替え戦に勝利して、ワールドグループに残留してほしいものだ。

参考資料:
*1 
広告

トップ記事一覧>日本、デビスカップで1回戦敗退
トップ
記事一覧

広告
記事No.012 (記事一覧

記事カテゴリ:
テニス Tennis

投稿日:
2015年3月9日 

更新日:    


広告