松山英樹、フェニックスOPでファウラーを破り米ツアー2勝目
2016年米男子ゴルフツアーのフェニックス・オープンで、2月7日、松山英樹がリッキー・ファウラーとの激闘を制し、2年ぶりとなる米ツアー2勝目を挙げた。
試合はプレーオフまでもつれ込み、ファウラーの方が優勢と思える状況も続いたが、松山は粘り強く食らいついていた。最後はプレーオフ4ホール目で、ファウラーがティーショットを池に入れるミスを犯し、松山はそのチャンスをしっかりとものにした。
65,000人を超える観衆が詰めかけた最終日、地元ファウラーの応援がほとんどというアウェイの中で、松山はその重圧さえも、自分の発奮材料にしていた。
「観衆の99%はファウラーの応援だったと思うけれど、それが勝利へのモチベーションになった。」("I'd
say probably 99 percent were cheering hard for Rickie, but that
gave me the motivation to go out and do it and win."*1)
そう語った松山は、完全アウェイの環境でもひるむことなく立ち向かっていった。松山の一番の魅力は、この動じないタフな精神力だと思う。
今年こそメジャー制覇も達成してほしいね。
*1 Hideki Matsuyama wins Phoenix Open as Rickie Flowler stumbles late, ESPN, http://espn.go.com/golf/story/_/id/14734643/hideki-matsuyama-beats-rickie-fowler-phoenix-open-playoff