松山、2016年マスターズは優勝に絡むも、ミスに泣く

2016年のマスターズは、松山英樹が優勝に絡むパフォーマンスを見せたが、結局7位タイに終わり、メジャー初制覇とはならなかった。

3日目を終えた時点で、トップとは2打差の3位タイ。好位置で迎えた最終日に、否が応でも期待は集まっていた。しかし、マスターズがそんな甘いものであるはずもなかった。

松山は、前半の4番と5番でボギーを叩き、6番ではダブルボギーを叩いた。ここで苦しくなったが、これくらいの試練は松山もある程度予想していたのではないか。本当に苦しかったと思われるのは、実は後半ではないかとも思える。結果的にはノーボギーで乗り切っていたが、もったいないシーンが多くあった。

思い出されるのが、13番、格好のイーグルチャンスで、パットを決めきることができなかった場面だ。そして、続く14番、15番Hで、バーディのチャンスをモノにできず、パーに終わってしまった。バーディパットは、いずれもそれほど長くないパットであった。

本当にもったいなかった。特に、あのイーグルを決めていれば、また違った展開になっていたかもしれないと考えると、本当に残念だ。

13番で松山がイーグルを決めきれなかった少し前、12番のパー3では、前回王者のジョーダン・スピースが痛恨のミスを犯していた。なんと、池ポチャを2度もやらかしてしまっていたのだ。このホールを7打で終えたスピーズは、一気に順位を落とし、連覇の夢をあきらめざるを得えなくなってしまった。

優勝はダニー・ウィレット。イングランドの28歳の選手で、実は2週間ほど前、3月30日に赤ちゃんが産まれたばかりだったという。しかも、当初この赤ちゃんの出産予定日はマスターズの最終日である4月10日であったため、最初はマスターズの出場さえ見送る予定だったという。

そういえば、前にも他の誰かであったような気がする。選手の名前は覚えてないけれど、優勝した日かその前日くらいに、赤ちゃんが産まれてた人が…。赤ちゃんが産まれると、お父さんは頑張っちゃうのだろうか。ともあれ、この2つ続いた幸運の時期をウィレットは一生忘れることはないだろう。

参考資料:
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記事カテゴリ:
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投稿日:
2016年4月11日

更新日:    


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