イチロー、2打数2安打1四球1打点1得点で同点打の活躍
マーリンズのイチローは、現地17日(日本時間18日)に本拠地で行われた、対ブレーブス戦で途中出場し、2打数2安打1四球1打点1得点1盗塁の活躍を見せた。1点を追う9回では、一時同点となるライナー性のヒットをレフト前に放った。
前の試合では、代打として準備していたものの、直前に相手ピッチャーが左腕に交代したため、出場が叶わなかった。そんな鬱憤を晴らすかのような、華々しい活躍だった。
(動画)イチロー、9回に同点打!
結局、試合は延長10回に決勝点を奪われ、マーリンズの勝利とはならなかったものの、イチローの勝負強さを改めて印象付けた。
また、この試合の盗塁で、メジャー通算の盗塁数は499となった。これがメジャー通算500盗塁に達すると、史上38人目の快挙となる。
なお、MLBの球団公式サイトによると、MLBの歴史で過去2900安打と500盗塁を達成したのは、タイ・カッブ、ホーナス・ワグナー、ポール・モリター、エディ・コリンズ、リッキー・ヘンダーソン、ルー・ブロック、そしてマーリンズ現打撃コーチのバリー・ボンズだけだという。*1 イチローも、もうすぐこの輪に加わるわけだ。
イチローの記録もいいけれど、やっぱりファンとしては、出来るだけ長くイチローが活躍する姿を見たい。そして、まだまだイチローはやってくれそうだ。嬉しいね。
*1 Joe Frisaro, "Ichiro advances quest for history vs. Braves", MLB.com, April 17, 2016, http://m.marlins.mlb.com/news/article/172923660/marlins-ichiro-suzuki-furthers-record-chasing