前田健太、好調を維持しイチロー抑える。しかし…。
今季からメジャー初挑戦のドジャースの前田健太は、3勝0敗で迎えた4月28日(現地)、イチローが所属するマーリンズと対戦、先発登板した。
注目の前田対イチローのメジャー初対戦は、3打数0安打で、前田に軍配が上がった。
(動画)前田対イチロー メジャー初対戦
前田もイチローも、この2人の対戦が日本で注目されていたのを知っていたのだろう。特別な雰囲気の対戦だった。
しかしながら、イチローを抑えてホッとしたのか、イチローの次の打順のリアルミュートには、先制のホームランを含めて、結構打たれている。
前田は、7回に昨年首位打者のディー・ゴードンに同点タイムリーを打たれた後に降板した。
しかし、前田の後に登板したバエズは、適時打とボークでさらに得点を献上したため、前田には4失点が計上される始末となった。バエズ、ボークで失点はひどすぎるぞ!
なお、上記のとおり、この試合、ディー・ゴードンに同点タイムリーを打たれたところで、前田は降板した。しかし、この試合の後、ゴードンが薬物使用規定違反により、80試合の出場停止処分を受けたのだ!もしかしたら、前田が同点タイムリーを打たれたのも、薬物のせい?
ゴードンの薬物使用といい、リリーフのバエズのボークといい、前田にとっては何とも不運な試合となった。
なお、前田は試合後にイチローとの対戦について以下のようにコメントしている。
「子供のころからずっと憧れていた選手と対戦することができたので、僕にとってはすごく幸せな時間でした。」
(動画)前田、イチローとの対戦について尋ねられて
この試合を終えた時点で、前田は32回のイニングを投げ、3勝1敗。防御率は1.41と、日本人投手の中では随一の成績を残している。
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