W杯アジア最終予選、対オーストラリア戦は敵地でドロー

2018年FIFAワールドカップロシアのアジア最終予選、第4戦の対オーストラリア戦が10月11日に敵地オーストラリア、メルボルンのドックランズスタジアムで行われた。結果は、日本 1-1 オーストラリアで、引き分けに終わった。

幸先の良いスタートを切ったのは日本。前半5分に、原口元気が相手のパスをカットするとそのまま前線へ猛進。最後は、本田圭佑のアシストを受け、相手GKの動きを見定めて冷静に先制点を決めた。

ただ、最近の日本の試合を見ていると、1点を取ってもなんだか安心できず、どうせ同点にされるだろ、という予感が漂う。そして、悲しいことにその予感は現実のものとなってしまった。

日本が1点リードのまま折り返した後半の6分、自軍ペナルティエリアで原口が相手選手を後ろから押して倒してしまい、PKを取られたのだ。納得のいかない表情を浮かべた原口だったが、あれは取られても仕方のないプレイだったと思う。大体、アウェーで、しかも自軍のペナルティエリアであのチャージングはダメだろう。

結局、PKを決められ、同点とされたまま、試合は終了。日本としては、アウェーで勝ち点１を取るという最低限の結果を残した。試合は基本的に、日本は守備的な戦略を採用していたため、攻撃の回数も少なかった。