錆(さび)は、鉄などの金属の表面にできた酸化物のことです。
見栄えもさることながら、自転車などにおいては機能性も損なう原因になります。
錆の進行が進んでしまうと、それだけ落とすのが大変になります。できるだけ早く落としたいですよね。
今回は、そんな困った錆の簡単な取り方を紹介します。
重曹で錆取り
主婦の味方の万能の粉「重曹」も錆取りに使うことができます。
重曹に少量の水を加え、錆に塗り付けます。
30分以上放置した後、歯ブラシなどを使ってこすり、最後に水で洗い流します。
錆取りに歯磨き粉
実は、歯磨き粉でも軽めの錆を落とすことができます。
というのも、歯磨き粉には研磨剤が含まれていることが多いからです。
この研磨剤で錆を削り落とすことになります。
お酢・レモン、クエン酸で錆取り
酸性のクエン酸やお酢を使って錆を落とすこともできます。
錆が金属の酸化物であることは上述しましたが、この酸化物から酸素を分離します。これを「還元」といいます。
クエン酸を水に溶かし、その水溶液をキッチンペーパーなどに含ませ、錆を覆います。
そして、最後に洗い流します。
レモンやお酢でも同じ作用で錆を落とすことができます。
サビ取り剤(サビ落とし剤)を使う
自宅にあるものでも落ちない錆については、市販のサビ落とし剤などを使うことも検討するとよいでしょう。
サビ落とし剤には、分解タイプと研磨タイプがあります。
分解タイプは、化学的に錆を分解することで、金属面をできるだけ傷つけずに錆を落とすことができます。
研磨タイプは、その名の通り、研磨して錆を落とす薬剤です。
ワイヤーブラシやサンドペーパーを使う
上述の方法でも錆が落ちない場合は、ワイヤーブラシやサンドペーパーを使います。
タフな錆が付くこともある自転車などに適した方法でしょう。
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