【リオ五輪】錦織、準決勝でマレーと対戦、結果は

リオデジャネイロ・オリンピックで、錦織圭は準決勝でアンディ・マレーと対戦した。

結果は、1-6、4-6でストレート負け。残念ながら、錦織の金メダルへの道は途絶えた。日本勢96年ぶりのメダル獲得への期待は、3位決定戦へと持ち越された。

ある程度予想された結果だけれど、やっぱり悔しいね。出来ればフルセットまで粘ってほしかったけれど、この試合のマレーはあまりにも良かった。

勝敗を分けた要因は、サーブの成功率に差があったのと、やはりマレーの守備力に圧倒されたために、錦織の凡ミスが多くなってしまったことだろう。

元々、マレーは錦織が苦手としている相手だが、力の差は歴然と感じた。マレーの驚異的なコートカバー力を意識するあまり、錦織のエラーが多くなっていく。そして、この試合のマレーは、その持前の守備力に加え、ファーストサーブの成功率と威力が高かった。第1セットで遅延の注意を受けて気持ちを乱されても、試合に対する集中力を切らさない精神力の強さも光った。

対する錦織は、マレーのサーブと強力なショットから受ける威圧感に抗しながらも、時折なかなか自分の思うようにプレーが出来ず、集中力を切らす場面も見受けられた。そこからエラーも増えたような気もする。

最後の最後に、錦織らしい粘り強さが見られたが、あの粘りをもう少し早く見ることが出来たら、もう少し競った内容になったのではないか。

残念な結果に終わったが、いつものトーナメントと違い、今回は3位決定戦がある。銅メダルを目指して、頑張ってほしい。なお、3位決定戦の相手は、デル・ポトロとラファエル・ナダルのどちらかだが、どちらが相手だとしても、かなり難しい試合になることは間違いない。ナダルの方が、まだ錦織が勝てる可能性はあるかな?

追記:なお、錦織の3位決定戦の対戦相手は、ナダルに決定した。試合の詳細については、【リオ五輪】錦織、96年ぶりの快挙!を参照。

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記事カテゴリ:
テニス Tennis

投稿日:
2016年8月14日

更新日:    


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