
2018年5月9日、ポーランドの高速道路一面がチョコレートでコーティングされるということが起こった。
チョコレートに目が無い人にとってはたまらない光景かもしれないが、一体なぜ道路一面にチョコレートが…。
道路がチョコレートでコーティングされた理由
実はこれ、道路を意図的にチョコレートでコーティングしたわけではなく、事故によるもの。
液状のチョコレートを積んだ大型タンクローリーが中央分離帯付近で横転したために、積んであったチョコレートが辺り一面に漏れ出してしまったのだ。
積んであったチョコレートの総量はなんと12トン!
数字を見るだけでは途方もない数字だが…。1トンが1000キログラムなので、板チョコ1枚が約30グラムとしたら…。なんと板チョコ40万枚分!?
事故の影響
なお、道路からチョコレートを取り除く作業が難航したため、道路は数時間にわたって通行止めになったようだ。
というのも、漏れ出したチョコレートは、元々液状だったものが、時を経るにしたがって固まってしまったからだ。固まったチョコレートを溶かすために、高圧の温水を使う必要がでてきたからだという。
地元の消防士によると、こぼれた油を処理するほうが、チョコレートを道路から「はがす」よりもはるかに簡単らしい。なるほど…。固まったチョコレートは、雪するよりもやっかいなようだ。
ちなみに、事故を起こしたタンクローリーの運転手はけがを負って病院へ運ばれたものの、命に別状はなかったという。
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