現代においては、社会における匂いが騒動の原因となることがあります。
特に、化学物質などの異常・異質な臭いが発生すると、「異臭騒ぎ」が起こることがあります。
今回は、社会で注目された異臭騒ぎの事例を紹介します。
兵庫県明石市の異臭騒ぎ:2019年
2019年10月26日、兵庫県明石市のJR明石駅の近くで、異臭騒ぎがありました。
異臭の原因は、なんと毒性のある劇物。
そんな物騒なものが植え込みから見つかったそうです。
一体なぜそんなものが…。
原因は亜ヒ酸ナトリウムなどの劇物
26日午後0時30分頃、JR明石駅前にいた通行人から、異臭がするとの通報があったそうです。
署員が現場に駆け付け、植え込みの中から茶色い粉末や液体を発見しました。
明石市の消防局が簡易検査をしたところ、亜ヒ酸ナトリウムや過塩酸アンモニウムなどの劇物が検出されたということです。
けが人などは出なかったようですが、植え込みから毒物が検出されるなんて怖いですね。
劇物が見つかった場所
異臭の原因となる劇物は、JR明石駅の近くで、アスピア明石の周辺の植え込みだったということです。
当時はかなり現場も騒然としていて、緊急車両なども多く見られたようです。
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