「小正月」を聞いたことがあるだろうか。「こしょうがつ」と読む。 通常、私たちが「正月」と呼ぶのは、実は「大正月」と呼ばれるもので、「小正月」というものも存在する。 つまり、正月には2種類あったわけだ。 それでは、「小正月」とは一体何なのだろうか。 小正月とは? 小正月とは、簡単に言えば、「昔の正月」といえる。 日本では、奈良時代に中国の暦法である太陰太陽暦が導入される前は、「望(もち)」を基準として月を数えていた。 「望」とは、「満月」のことを指し、陰暦では15日を指す。つまり、昔の日本人は、15日から次の月の15日までを1ヵ月として暮らしていたのだ。 太陰太陽暦が導入され、朔旦正月が年始と定められた後も、依然、農村部での正月は1月15日だった(これを「望正月」という)。 明治5年(1872 … [もっと読む...] about 小正月とは何か いつ行われるのか その意味をわかりやすく説明
枕草子
清少納言とは 作品やエピソード 紫式部との関係は?
清少納言は、966年頃から1025年頃に日本で活躍していた随筆家・歌人だ。 『枕草子』の作者として有名。 今回は、清少納言について学ぼう。 清少納言の本名 清少納言の本名は「清原諾子(きよはらのなぎこ)」だと伝えられている。 父親は清原元輔(きよはらのもとすけ)で、歌人として著名だったようだ。 ちなみに、「清少納言」の「少納言」は役職名が由来である。つまり、「せいしょう・なごん」ではなく、「せい・しょうなごん」と区切って読むのがより正しようだ。 清少納言の作品 清少納言の作品としてもっとも有名なのが随筆『枕草子(まくらのそうし)』だろう。 また、清少納言が創作したとされる歌は、『清少納言集』という家集や、後述するように百人一首に収録されている。 小倉百人一首 … [もっと読む...] about 清少納言とは 作品やエピソード 紫式部との関係は?