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カンタの良好な日々

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新幹線浸水・廃車の事例: 2019年台風19号による北陸新幹線 損害額は148億円か

最初の投稿日: 2019年11月6日 / 更新日: 2022年11月4日 /本ページはプロモーションが含まれています。

2019年台風19号によって浸水の被害を受けていた北陸新幹線10編成について、廃車されることが明らかになりました。

これは、2019年11月6日の会見で、JR東日本の深澤祐二社長が明らかにしたものです。

廃車の理由

廃車の理由としては、やはり車両の電子機器が浸水によってだめになってしまったということのようです。

新幹線の床下には、モーターやブレーキなどを制御する電子機器がありますが、これらが水に浸かってしまい、完全な修理は難しいとのことです。

浸水の報道があった当初から、廃車の可能性が高いことが示唆されてきましたが、残念ながら現実となってしまいました。

損害額

JR東日本が所有する8編成、そしてJR西日本が所有する2編成が廃車となり、浸水した車両10編成が全て廃車になることになりました。

車両全体の帳簿上の価格は、合わせて148億円にのぼるとのことです。

当初の報道では、10編成を製造するために約320億円必要だったとのことですが、かなり額に開きがあります。

減価償却や再利用可能な車両を除いた額が148億円ということでしょうか。それとも、当初報道された額に誤りがあったのか、定かではありません。

ただ、100億円規模の損失であることは間違いなさそうです。

会社は、損失分を今年度の決算に計上する見通しなので、その際に正確な額が明らかになるでしょう。

今後の北陸新幹線の運行について

会見では、北陸新幹線の運行について、今年度末までに通常のダイヤに戻すことを目指すそうです。

具体的には、11月末までに東京と金沢を結ぶ直通列車を通常の本数まで戻し、さらに今年度末までには、東京と長野を結ぶ「あさま」を含めた全体の列車の本数を被害前までの通常の本数に回復させる計画のようです。

想像していたよりもかなり早い回復計画となるようですが、あまり無理な計画でないことを祈ります。

これまでの経緯は以下の通りです。

「長野新幹線車両センター」が浸水

台風19号の影響で、長野市の千曲川が氾濫したニュースが流れました。

この氾濫のために、 長野市赤沼にあるJR東日本の「長野新幹線車両センター」が浸水しました。

この車両センターには、北陸新幹線が留め置かれていましたが、そのうち10編成、あわせて120両も水に浸かってしまったのです。

これは、なんと全車両の3分の1にあたるそうです。

内訳はこうです。

北陸新幹線には、JR東日本が所有するE7系とJR西日本が所有するW7系の合わせて30編成あるそうです。

そのうち、今回の浸水で被害にあったのは、E7系が8編成と、W7系が2編成、合計で10編成ということになります。

「廃車のおそれ」その理由は

NHKニュースによると、浸水した新幹線は「最悪、廃車」になる可能性もあるそうです。

工学院大学の高木亮教授によると、汚れた水に浸かってしまった車両は、乾いたとしてもそのまま運転することはできないそうです。

というのも、そのまま運転すると発火する可能性があるために、完全にきれいにする必要があるとのこと。

ただ、電子機器などを完全にきれいにするのは現実的には難しいそうです。そうなると、やはり交換しなければならなくなります。

そして、最悪の事態となると、床上にある空調の配線なども故障していた場合は、廃車の可能性もあるそうです。

仮に廃車となれば、影響はかなり深刻なものになるかもしれません。

新幹線1編成12両の値段は約32億円

NHKニュースによると、北陸新幹線1編成12両を製造するには、約32億8000万円必要だそうです。

これは、JR西日本の有価証券報告書から割り出した額のようで、ある程度正確なのではないでしょうか。

仮に今回浸水した10編成全てがダメになったとすれば、新たに製造するために320億円以上必要となり、時間もかかることになります。

浸水は予見できたか

果たして、今回の浸水被害は予見できたのでしょうか。

長野県のハザードマップによると、今回浸水の被害があった「長野新幹線車両センター」は、川が氾濫した場合に10メートル以上浸水するおそれがある、とされていたようです。

不運にも、ハザードマップの有用性が悪い形で証明されてしまいました。

自然災害に対する会社の姿勢は問われるかもしれません。

「時事・ニュース」一覧へ

-参考資料-
・『北陸新幹線 車両浸水 全体の3分の1 専門家「最悪 廃車か」』、NHKニュース、2019年10月13日、 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012128411000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004
・『北陸新幹線の浸水車両 10編成すべてを廃車へ』、NHKニュース、2019年11月6日、 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191106/k10012166211000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003

カテゴリ: 時事・ニュース 関連タグ:2019年台風19号被害, 北陸新幹線, 千曲川, 千曲川氾濫, 廃車, 新幹線, 浸水被害, 長野新幹線車両センター

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